海外で店番の子どもから買い物したらおつりが少ない、詐欺を疑うも……思わぬ結末の漫画が心温まる(1/2 ページ)
海外旅行ではお金の計算が難しく感じます。
海外旅行先で買い物のおつりが少なかった出来事を描いたコミックエッセイが、海外でよくあるぼったくりや詐欺でなくて安心しました。店番の少年がこのまま素直に育ってほしい。
海外で観光客をだまして高額料金を吹っかける地元の店という話はけっこう聞きますが、貨幣価値や通貨単位の違いで計算が難しいこともあって、被害に遭っていること自体が分かりにくいこともあります。
アジアのある国へ行った五箇野人(@gokayajin)さんは、ジュースを買ったときのおつりが1万少なかったことに後から気がつきました。この国では1万の通貨が約70円に相当し、その程度の詐欺だからと渋々そのままに。次の日、少年が店番をする店で水を買ったら、今度はおつりが2000少ない事態に……。
「観光客からは取れ」と子どもにまで教えているのかと思ったそのとき、少年が追いかけてきました。「おつり合ってた? 確認してみて」と、おつり用のお札を何枚も持ってきたのです。少年はわざとおつりを間違えたのではなく、計算ミスをしていただけだったようです。わざわざ追いかけてきてくれるなんて、良い子すぎる!
前日に70円と少額とはいえ詐欺被害にあったばかりのところで、14円をちゃんと返そうとする少年に出会って、五箇野人さんも感動。読者からも「ずっとそのままでいて」「まっすぐな少年に幸あれ」「チップだ取っとけって言いたくなる」などのコメントが寄せられています。
作者の五箇野人(@gokayajin)さんはSNSとブログに海外旅行日記を投稿しています。現在『つかれたときに読む海外旅日記』が3巻まで販売中です。ブログには今回出会った少年や店内の写真なども掲載しています。
作品提供:五箇野人(@gokayajin)さん
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