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「髪は医療で生やせる時代」対面診療? オンライン? かしこいAGAクリニック選びのポイントとは?

AGAは進行性、気になりだしたら医師になるべく早くかかることがとても重要なポイント。

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 薄毛の悩みは多くの男性が通る道。そこで心強い味方になってくれるのが、病院で受けられる「AGA治療」だ。2000年ごろから徐々に薄毛・抜け毛が病院で治療できる時代になってきた。

 AGA治療とはどんな治療なのだろうか? 言葉自体はテレビCMなどで、何となく耳にしている人も多いかもしれない。だが、具体的に「どんな治療をするのか?」「本当に生えてくるのか?」「最近はオンライン診療などもあるが、どんな病院を選べばよいのか?」など分からないことも多い。

 そこで、2008年の設立以降約185万人と多くの診療実績を持つ銀座総合美容クリニック(以下、銀クリ) に、AGA治療のイロハを聞いてみた。


銀座総合美容クリニック東京院 (画像引用元:銀座総合美容クリニック公式サイト

AGA治療は「薄毛・抜け毛が気になったらなるべく早く」

 AGAとは「Androgenetic Alopecia」の略称で、「男性型脱毛症」のこと。

 人間の髪の毛は1本1本が2~7年の寿命を持っており、毎日約100本程度の髪が抜け新しい髪が生えることで、頭髪全体で10万本程度の毛量を維持している。この生え変わりサイクルをヘアサイクルと呼ぶ。そしてこのヘアサイクルが、ジヒドロテストステロンという髪にとっての悪玉男性ホルモンの影響を受けると、サイクルが乱れてAGAの発症につながっていく。ヘアサイクルが短くなることで生え変わりが早くなって抜け毛が増えたり、毛根が委縮して髪が産毛化したりといった症状が生じる。その結果、額やつむじから髪が薄くなり、やがて地肌が露出することで髪全体が薄くなっていくのだ。


正常なヘアサイクルと、AGAのヘアサイクルの比較。「ヘアサイクルの短縮」、それに次いで「毛根の委縮」が起こり、やがて薄毛が目立つようになっていく (画像引用元:銀座総合美容クリニック公式サイト

 AGAの治療には、主に内服薬(飲み薬)が用いられる。薄毛の原因となる悪玉男性ホルモンの生成を抑制する「フィナステリド」や「デュタステリド」、委縮した毛根に成長のシグナルを送り太くしっかりした毛が再び生えてくるように働きかける「ミノキシジル」などが比較的有名な治療薬だ。医師は患者それぞれの症状や体調を把握して、経過に合わせた適切な治療薬を処方する。その結果、治療を開始して3カ月目くらいから徐々に発毛が見られ、6カ月目くらいには写真で比較できる程度の発毛効果がみられるという。

 では、治療はどのタイミングで始めるのがよいのだろうか? 明らかに見た目が薄くなってきたという場合はわかりやすいが、自覚症状が出始めた時点では自分での判断はなかなか難しい。薄くなってからの治療でいいのか? それともそうなる前がいいのか? 「どんな症状が見られたら病院に行くべき」という具体的なサインはあるのだろうか?

銀クリ 「AGA発症のサインは抜け毛です。生え変わりのサイクルが早くなることで、本来1日に100本程度だった抜け毛がそれ以上抜けるようになるので、今までにないシチュエーションで抜け毛が目に付くようになってきます。洗髪のすすぎのときに多く抜け毛が手に絡むとか、入浴後に髪をふく際にタオルに抜け毛が多くつくとか。枕元やじゅうたんに抜け毛が多くつくようになり、掃除のときに気になるなんてこともあります。一人暮らしの方であれば、お風呂の洗い場の排水口が詰まりやすくなったという人も。このようにAGAの初期には必ず抜け毛が増えて気になるシチュエーションがあります。

 しかしながら、そこから症状が進むと毛根が委縮し、太く長く成長せず生え始めの産毛状態のまま生え変わる髪が徐々に増えてきます。そうなると抜け毛が産毛になってしまうので全く目につかなくなり、一見抜け毛が少なくなったような気になってしまうこともあり得ます。AGAは進行性のものですから、一度薄毛の症状が出たら自然に治ることはなく一定のスピードで進行していきます。そう考えた場合やはり、最初の抜け毛増加のサインを見つけたら、できるだけ早く専門の病院に相談することが重要かもしれません」

 AGAは進行性で早期発見が大切。ということは、既にAGAの症状が進行している人が今から治療を始めても手遅れなのだろうか?

銀クリ 「20代や30代の方がAGA治療を始める場合は、比較的早めに始められることで回復の期待は大きいですし、取り戻す毛量が著しくないため理想の毛量に向けて治療が行える場合が多いです。しかしながら年齢が高くなったり、薄毛症状が見られてから時間が経っていると、ヘアサイクル自体が終わってしまい新たに発毛ができない毛髪も増えます。その場合は発毛効果が認められても、薄毛が気になる前の若いころまでの回復は難しいでしょう。ではそれが手遅れかというとそれもまた違うと思います。というのも年齢が高くなれば高くなるでその年代の適切な毛量というものがあり、40代~50代となれば当然周りの同年代の毛量も変化してきますから、必ずしも薄毛が気になる前の若いころに戻る必要はありません。年齢相応の毛量をゴールにすることで、十分治療の満足は期待できると思います。ですので、治療を行う際にはきちんと医師とゴール設定について話し合うことも重要です」

AGA治療は医療、本当に信頼できるクリニックを選ぼう

 AGA治療についてここまで理解して、では実際に「病院に行って診てもらおう!」となったらどのような流れで診療は行われるのだろう。

銀クリ 「最初に病院にお越しいただいた方には、まず現在の状態をきちんと確認させていただきます。現在の薄毛の状態やこれまでの毛量の変化、家系的なものや健康状態、睡眠や食生活など日常生活などについても問診でお話をお聞きします。同時に薄毛の状態や頭皮の状態を気になる部分以外も拝見し、肉眼で確認できない部分はマイクロスキャナーなどで確認します。ボリューム感や密度の変化などは実際に手で触って確認することも重要です。話を聞くだけでなく視診触診にて症状をきちんと把握したうえで、健康状態のチェックとして血液検査なども行います。そのうえで患者さんごとに治療を計画を立てて、治療を開始します」

 AGAといってもその症状は患者ごとに千差万別で、治療計画もさまざまだという。また実際に治療を始めても、順調に効果が出る方もいればそうでない方もいるという、そのさまざまな治療に対する反応に対し都度修正していくためには、きちんとした現状把握が重要になってくるのだろう。また医薬品を使った治療である以上、100%副作用が起きないと断言できるものはない。副作用のリスクを減らすためにも、事前の健康面のチェックは重要となる。AGAの治療は一般的に半年から1年、あるいはそれ以上かけて行っていくが、銀クリでは治療開始から半年間くらいまでは特に慎重に治療を進めていくという。

銀クリ 「治療薬は30日分ずつ処方されますが、その都度医師の診察を受けていただき初診と同様に症状を確認させていただきます。効果については正しく評価ができるよう複数の角度からカメラで撮影を行い、毛髪の変化を写真で客観的に確認していきます。定期的に受診いただき、自分の体感や記憶だけでは正確にとらえにくい変化を医師と患者さんとで客観的に確かめるということは、治療を行うにあたって医師にとっても患者さんにとっても大きなメリットになります。このように定期的なスパンで正しく効果や状態を把握し、その都度適切な治療薬を処方していきます」

 患者が希望する内服薬を要望に沿って事務的に処方するのではなく、その患者の薄毛症状や体調面などを医師がしっかり確認しながら治療方法を検討し、治療の経過に合わせ調整する。銀クリではそういった体制が整っている。

銀クリ 「AGA治療で用いられる薬は、全ての患者さんに同じ種類や容量のものを処方すれば同じ効果が出るという簡単なものではありません。近頃はインターネットを中心にさまざまな情報があふれておりAGA治療に対し安易な考えが流布されることもありますが、そこはほかの疾病に関する医療と同様で、簡単に考えてはならないものです。その方の体質や症状の進行具合、治療の経過に合わせて都度処方を調整していくことはほかの医療と何ら変わりはありません。当院では患者さんの経過観察をしっかり行いながら、一人ひとりの症状に合わせた薬を処方し治療を行っています」

 普段、私たちが体調を崩して病院で診察してもらう場合、親身になって自分の話を聞き丁寧に診察してくれる病院を選びたいと思うものだが、AGA治療を受ける病院を選ぶときの考え方も同じなのだ。しかし、親身に話だけ聞いてくれればいいかといえばそれもまた違う。きちんと望むべき効果が期待できる病院にかかりたいし、それだけのAGA治療はどこの病院でも同じように受けられるというわけではない。

 患者一人ひとりにしっかりと向き合い丁寧に診察し、自分の治療のゴールに向かって適切な治療をしてくれる信頼できる医師のいる病院を選ぶべきなのだ。

対面診療とオンライン診療は使い分けが大切

 実際にAGA治療についていろいろ調べてみると、最近は「オンライン診療」のクリニックが目に付くことも多い。よくよく見れば、AGA治療を行っているクリニックといっても「対面診療のみ」「オンライン診療のみ」などさまざまなスタイルの病院があることがわかる。私たちは対面診療とオンライン診療のどちらの病院を選べばよいのだろうか。

 対面診療のメリットはやはり、医師に直接症状を診てもらえることだ。オンライン診療でもモニター越しに頭皮の状態を確認してもらうことはできなくはないが、やはり症状把握の正確さで対面診療には及ばないだろうということは簡単に想像できる。


銀クリでの対面診察の様子 (画像引用元:銀座総合美容クリニック公式サイト

 では、ここ数年で急速に広まったAGAのオンライン診療には、対面診療より優れている点はないということだろうか? 銀クリの考えは必ずしもそうではない。

銀クリ 「当院では『対面診療とオンライン診療は適切に使い分けるべき』と考えています。より正確に症状を確認できる対面診療のほうが、適切な治療を提供しやすいというのは当然なのですが、病院に足を運ぶ必要のないオンライン診療には患者さんが気軽に受診しやすい、定期的な診察を受けやすいというメリットがあります」

 先ほども書いた通り、AGAの治療は半年から1年、あるいはそれ以上時間をかけて継続的に行っていくものだ。途中で治療をやめると、せっかく改善し始めていた症状も徐々にもとに戻っていってしまう。ただ継続的な通院というのは、時間的・距離的な制約があったり、心理的にどうしても億劫に感じてしまったりということがある。

銀クリ 「AGAの治療を継続的に進めていくにあたって、変化が起きやすい時期とそうでない時期があります。たとえば、その時期に合わせて対面診療とオンライン診療を使い分けるという方法もあるでしょう。

 治療を始めて最初の3カ月くらいは大きな変化が起きやすく、一時的にですが抜け毛が増加する場合もあります。しかし医師と症状を確認しつつ治療を続けていけば、3カ月後から半年後くらいまでにわかりやすく発毛が認められるケースが多く、その後は経過を見つつ増えた毛量を維持するステップに進んでいきます。このように、治療を始めて最初の半年くらいは特に変化の多い時期といえるでしょう。服薬の効果や副作用の個人差を確認するため、また症状の変化についての説明をきちんと受けていただくためにも、対面診療が合っている期間といえると思います。

 一方、ある程度効果が安定し維持の治療に移ってきた段階では、治療への反応もきちんと把握できていますし患者さん自身も治療に慣れてきている頃ですから、オンライン診療に切り替えてもいいかも知れません。その際でも、心配なことがあればいつでも対面診療ができる医療機関側の体制が重要です。どちらにしても、医師側からすれば対面診療のほうがより症状を正しく確認できるということには間違いありません」

 より正確に症状を確認できるのは対面診療ということは明白だが、対面診療とオンライン診療の両方に対応している病院なら、治療のステップに合わせて診療方法を選ぶこともひとつの選択肢として考えられるようだ。さらに、オンライン診療には別の観点でもメリットがあるという。

銀クリ 「また、AGAは進行性のものですから、早く治療を始めればそれだけ効果に対する期待値は上がります。そう考えた場合、感染症の流行状況や仕事の都合などでなかなか病院に行きたくてもいけないという方が、まずはオンライン診療から治療をスタートすることも一つの方法です。まずはオンライン診療でスタートし、時間が取れるようになったら病院に足を運んで症状をきちんと確認する。過去に対面診療で多くの実績を持つクリニックであれば、多くの診療ノウハウが蓄積されているので対応も可能だと思います」

 AGAの治療は早く始めれば始めるほど選択肢が増える。「忙しくてなかなか病院に行けないから」と二の足を踏んでいた人などにとっても、受診のハードルを下げてくれるオンライン診療は、うまく利用すれば心強い味方になってくれるというわけだ。

銀クリ 「当院では、初めての患者さんに診察の前に無料カウンセリングの場も設けています。そこで、抜け毛・薄毛の悩みなどについてお聞きすることはもちろん、治療の流れや効果、副作用、治療費、対面診療とオンライン診療の選び方など事前に知っておくべきことについてしっかりご説明します。カウンセリングを通して不安な点や不明な点については可能な限りクリアにしていただき、心配のない状況で治療を始めていただけます」

 対面診療とオンライン診療はあくまで診療の手段であり、どちらか一方でなく適切なタイミングで適切な選択が重要ということだろう。そう考えた場合、AGA治療を受ける病院を選ぶ際には対面診療とオンライン診療のどちらか一方にしか対応していない病院ではなく、対面診療とオンライン診療のどちらにも対応していて状況に応じて使い分けることのできるクリニックを選ぶことがとても重要だ。

 今回は銀クリに取材して、AGA治療のイロハについて話を聞いてきた。抜け毛や薄毛が気になったら早めに病院で相談してみるべきだろう。そして診察してもらう病院はどこでもいいというわけではない。きちんと症状を確認し、その症状に合わせ丁寧に診療してくれる信頼できる病院を選びたい。

まとめ

 最後に、銀座総合美容クリニックに取材して分かったAGA治療のイロハをまとめよう。

  • AGAは進行性の病気であり、治療はなるべく早く始めたほうがいい
  • AGA治療の受診を検討するタイミングは「今までにないシチュエーションでの抜け毛が気になったとき」
  • AGA治療の病院を選ぶ際は、きちんと症状を確認しその症状に合わせ丁寧に診療してくれる病院を選ぶことが大切
  • 対面診療とオンライン診療は状況に応じて使い分けるべき。どちらの診療スタイルにも対応してくれる病院を選ぶことがなによりも重要

銀座総合美容クリニック

  • 公式サイト:https://www.gincli.jp/
  • (東京院)東京都港区新橋1-9-5 KDX 新橋駅前ビル 4~5階
  • (大阪院)大阪市北区曽根崎新地1-4-20桜橋IMビル15階

診療時間(完全予約制)

  • 月・火・木・金・土 11:00~20:00
  • 日・祝 11:00~19:00
  • 休診日:水曜日
  • 相談・予約は東京・大阪共通のフリーダイヤル(0120・972・335)か、公式サイトから

提供:銀座総合美容クリニック
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2023年11月30日

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