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スタジオジブリを日本テレビが子会社化 経営面をサポート 背景に後継者問題(1/2 ページ)
宮崎駿氏は取締役名誉会長に。
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スタジオジブリは9月21日に記者会見を開き、日本テレビ放送網が同社の株式を取得し、子会社化することを発表しました。
日本テレビは、スタジオジブリの議決権の42.3%を所有することになり、また同社の経営面をサポートする契約を締結。同社は「スタジオジブリは、国内はもとより、海外でも多くの人に愛される作品を生み出してきました。日本テレビは、この世界に誇るスタジオをこれまで以上に支援していくことが、日本テレビグループ全体の企業価値向上に資すると考え、同社の株式取得を決定しました」と株式取得の理由を説明しています。
子会社化後、スタジオジブリの代表取締役社長には日本テレビ役員の福田博之氏が就任。現社長の鈴木敏夫氏は代表取締役議長となり、宮崎(※崎は正しくはたつさき)駿氏は取締役名誉会長となります。
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背景には後継者問題があったといいます。これまで、スタジオジブリの後継者候補には宮崎駿氏の長男・宮崎吾朗氏が挙がっていましたが、宮崎吾朗氏は「一人でジブリを背負うことは難しい、会社の将来については他に任せた方が良い」として固辞したとのこと。スタジオジブリはさまざまに後継候補を検討し、長年の付き合いがある日本テレビとの間で話し合いが始まったと説明しています。
日本テレビは役員を派遣しスタジオジブリの経営をサポートする一方で、スタジオジブリの自主性を尊重し、スタジオジブリは今後もアニメ映画制作、ジブリ美術館、ジブリパークの運営に専念していくとしています。
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