浦添市長の“不倫疑惑”風TikTokが物議 批判受け謝罪「誰にも不快に思われないような情報発信心がける」(1/2 ページ)
SNSなどで謝罪。
沖縄県浦添市の松本哲治市長は、自身のTikTokアカウントに投稿した動画が物議をかもしていることについて「ご迷惑をおかけした皆様に対して深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。
物議をかもしたのは、松本市長が6月27日に投稿した動画。カメラマンが「市長が美女とホテルへ」「浦添市長が若い女性と密会している」と、妻子持ちの市長の「不倫疑惑」を追いかけていると、実際は浦添市内に新しくできたリゾートホテルの視察に訪れていたという内容でした。動画の最後には、市長がホテルの女性スタッフに「一緒にプールに入らない?」と誘ったものの断られる、という描写もありました。
地元紙の琉球新報や沖縄タイムスは9月22日、動画に対する批判が集まっていると報じていました。一方で、動画のコメント欄では「ユーモアがあって楽しめましたよ!」「個人的に面白い動画でしたよ!」と肯定的な意見も聞かれていました。
松本市長は22日、自身のX(Twitter)を更新。2022年10月から始めたTikTokアカウントでは、若年層をターゲットに「『行政らしくない』『市長らしくない』ユーモアに富んだ動画配信」を心がけてきたとしつつ、「しかしながら、今回、新聞紙上にて『女性蔑視』『セクハラ』などのご指摘を受け、またご指摘のTikTokを直接ご覧になって不快に感じたという視聴者がいることから、市民の皆様をはじめとして、ご迷惑をおかけした皆様に対して深くお詫び申し上げます」と謝罪。
また「ホテルアラクージュオキナワおよびホテルスタッフの皆様にも、PRしたい意図とは逆に、多大なるご迷惑とご心配をおかけしたことをこの場でお詫び申し上げます」とホテル側にも謝意を伝えました。
松本市長は「今後はこのようなことがないように、ネットやSNSでの情報発信・配信には細心の注意を払い、十分に気を付けて、誰も傷つけることなく、誰にも不快に思われないような情報発信・配信を心がけて参ります」としています。同様の文書は浦添市公式サイトにも掲載。動画は23日12時現在もTikTok上で公開されています。
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