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犬・猫のマイクロチップ認知率は「97.1%」、一方で装着率は半数以下 SBIいきいき少額短期保険調べ(1/2 ページ)

迷子になったときなどに役立ちます。

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 犬・猫のマイクロチップに関するアンケート調査を、SBIいきいき少額短期保険(東京都港区)が実施しました。


犬猫のマイクロチップに関するアンケート(※画像はイメージです)

犬・猫飼育者におけるマイクロチップの認知率

 犬・猫を飼育している人にマイクロチップを知っているか聞いた結果、知っていると答えた人は97.1%でした(「よく知っている」31.2%、「ある程度知っている」48.8%、「聞いたことはある」17.1%の計)。2019年に知っていると答えた人は90.5%、2022年は95.2%だったことから、認知率は向上傾向であることが分かります。


犬・猫飼育者におけるマイクロチップの認知率

ペット販売業者へのマイクロチップ装着義務化の認知率

 改正動物愛護管理法の施行により、2022年6月から犬や猫の販売業者・繁殖業者(ブリーダー)に対してマイクロチップの装着が義務化されました。これについては「知っている」と答えた人が66.4%で、2022年の56.5%から9.9ポイント向上しています。

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ペット販売業者へのマイクロチップ装着義務化の認知率

一般飼育者へのマイクロチップ装着努力義務の認知率

 同法の施行により、すでにペットとして犬・猫を飼っている一般の飼育者にはマイクロチップの装着が努力義務として課せられました。これについては「知っている」と答えた人が56.9%で、2022年の47.3%から9.6ポイント向上しています。


一般飼育者へのマイクロチップ装着努力義務の認知率

マイクロチップ装着義務化への賛否

 マイクロチップ装着義務化に賛成、または反対か聞いた結果、「賛成」が75.5%(賛成27.4%、どちらかというと賛成48.1%の計)、「反対」が24.5%(反対5.9%、どちらかというと反対18.6%の計)でした。「賛成」と答えた人を年別に見ると、2019年は69.5%、2022年は73.0%だったことから、賛成派が増加していることが分かります。


マイクロチップ装着義務化への賛否

マイクロチップ装着義務化への賛否(年別)
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