岡田准一、“性加害問題”が起因でジャニーズ退所&事務所設立へ 井ノ原快彦は「連絡取ってます」「関係性は何も変わらない」
苦渋の決断だとしています。
ジャニーズ事務所は10月2日に公式サイトを通じ、所属俳優の岡田准一さんが11月30日をもって退所すると発表しました。事務所を去った後は、芸能事務所を設立して活動を続けるとのことです。
岡田さんの決断は、創業者である故ジャニー喜多川氏の性加害問題を起因としたものとのこと。事務所側は「本来、所属タレントを守らなければならない弊社が、会社の問題により所属タレントである岡田に苦しい思いと苦渋の決断をさせてしまった」とし謝罪しています。
性加害問題の他にも、「より一層モノづくりや演じることを追究していきたいというビジョンを抱いていた」という事情もあり、話し合いの末退所に至ったとのこと。
「岡田が望む環境で長く活躍できることが最優先されるべきであり、弊社としましては、今後の活動を陰ながら応援をしたいと考えております」「ともに会社を良くしようと様々な提案をしてくれた岡田に対して、心から感謝いたしております」と全面的な感謝の思いとバックアップの意向を明らかにしています。
また岡田さんも、自身のメッセージを同サイトに掲載。ファンや関係者に事務所の問題で「ご迷惑やご心配をこれ以上おかけしたくない」という思いがある他、「何よりモノづくりのクリエイティブだけに向き合うという自分の中心を崩したくない」という意思が決断に作用したとつづっています。
事務所側からも「役者岡田准一を大切にして欲しい」「今後も活動を応援します」と激励されたといい、「苦しみながらの決断である事をご理解いただけますと幸いでございます」とコメント。最後に「静かに、強く、優しく、柔らかくを信条に粛々とクリエイティブにまっすぐ向き合うことで、いい時間を過ごしていただける作品をつくることができるように精進してまいります」と決意表明していました。
なお岡田さんの退所に関しては、同日開催されたジャニーズ事務所の改名および廃業を報告した記者会見の席上、今後設立予定の新会社副社長となる井ノ原快彦さんが「(相手と)連絡取ってます」「こんな言い方アレなんですけど、我々の関係性は何も変わらないので」とコメント。互いの距離感について示唆していました。
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