ニュース

神山智洋、“見た目が18歳、実年齢は88歳”キャラ演じるため外見改造 初の単独主演「白暮のクロニクル」2024年放送&配信決定

ゆうきまさみさんの同名漫画が原作。

advertisement

 実写ドラマ「白暮のクロニクル」が2024年にWOWOWで放送および配信されると10月5日に発表。主人公の雪村魁を演じるのは、アイドルグループ「ジャニーズWEST」の神山智洋さんです。


雪村魁を演じる神山智洋さん

 原作は2013年から2017年まで『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で連載された、ゆうきまさみさんの同名漫画。不老不死の存在「オキナガ」である雪村魁と、厚生労働省の新米職員・伏木あかりのコンビが、難解な事件に挑むミステリー作品です。


原作漫画『白暮のクロニクル』第1巻書影(画像はAmazon.co.jpから)

 神山さん演じる雪村魁は見た目が18歳、実年齢は88歳という難しい役どころ。未年(ひつじどし)のクリスマスごとに起こる連続殺人事件、通称「羊殺し」の犯人を70年にわたって追っているという設定で、かつて恋人を「羊殺し」の犯人に殺されており、オキナガ以外には実行できない同事件の犯人を突き止め、復讐することを目的としています。

advertisement

 同作のメイン監督は、連続ドラマW-30「ダブル」を手掛けた中川和博さん。脚本は「連続ドラマW 邪神の天秤 公安分析班」の小山正太さん、「相棒」「ウルトラマンブレーザー」の山崎太基さんらが務め、音楽を担当するのはNHK連続テレビ小説「舞い上がれ!」や「それってパクリじゃないですか?」などの作品に携わった富貴晴美さんです。

 「白暮のクロニクル」が初の単独主演作となる神山さん。魁の白髪を地毛で再現するべく、「意地でも魁に近づけてやろう」と美容院へ何度も通った他、食事制限で体重を3キロ落とし、理想のビジュアルを再現するための努力をコメントで明かしています。

 発表を受けネット上には、「原作も大好きなのに、神山さんが主演なんてまさに神がかりなミラクル!!!」「原作へのリスペクトも伝わってくるし、ストーリーも面白そうで放送がとても楽しみ」「さっそく原作読んでみたけど面白そう!! 楽しみにしてます!!!!!」「神ちゃんなら、期待以上の作品にしてくれると信じてます!」と期待や喜びの声が寄せられています。

番組情報

  • 番組名:連続ドラマW-30「白暮のクロニクル」
  • 放送日:2024年、WOWOWにて放送・配信スタート
  • 原作:ゆうきまさみ『白暮のクロニクル』(小学館『ビッグスピリッツコミックス』刊)
  • 監督:中川和博、佐々木豪
  • 脚本:小山正太、山崎太基、田中しおり
  • 音楽:富貴晴美
  • 出演:神山智洋
  • プロデューサー:高江洲義貴(WOWOW)、廣瀬眞子(WOWOW)、皆藤一(共同テレビ)、歌谷康祐(共同テレビ)
  • 制作プロダクション:共同テレビジョン
  • 製作著作:WOWOW

キャスト&スタッフコメント

雪村魁役:神山智洋さんコメント

<オファーを受けての感想>

 主にずっと舞台をやらせていただいていて、久しぶりに、約4年ぶりなので、遂に来た! という感じです。純粋にありがたかったです。主演をやりたいという思いだけでできることではないので。今回プロデューサーさんがライブを見て主演に決めていただいたという経緯を聞いて、どこで何に(縁が)繋がっているか分からないなと思いました。選んでいただいて感謝です。

<演じる雪村魁というキャラクターについて>

 僕が演じる魁は見た目が18歳、実年齢88歳。自分が18歳の頃を思い返してみて、演じています。ずっとオキナガとして70年生きてきて、ひどい言葉をたくさん浴びせられ、ひどい扱いもたくさん受けてきて、色々と経験した18歳。子供っぽいところがありながらも達観しているキャラクターだと思います。

<雪村魁を演じる上でのこだわり>

 髪の毛は映像で見た時にコスプレ劇にはしたくないなと思いました。だからどうしても地毛でいきたくて、意地でも魁に近付けてやろうと思って(笑)。美容院に行きまくりましたね(笑)。あと食事制限もしました。今もしています。オキナガになった18歳から体型も変わらない、オキナガになった瞬間に時が止まっていると思うので。食べているものもお肉ばっかり、スイーツとかは絶対に食べていないから、太るわけがないと思いました。逆に筋トレして筋肉がついている状態もちょっと魁っぽくないなと、食事制限で体重を落とそうと思い、ピークから3キロは落としました。自然に無理することなく減量しましたね。あとは眉毛を若干細くして、キリっとさせて。できるだけオキナガ、雪村魁という人物像に近付ける努力はしました。現実的というか、もしかしたらこういう人が実際にいるのかもみたいに思ってもらえるように、できるだけ人間っぽさ、リアル感は追求しました。

<撮影で楽しみなポイント>

 今作は内容や映像表現的に攻めたシーンも多いと思います。最近あまり見なくなったけど、リアルに見せていく表現。僕自身はそういう作品をずっとやりたいと思っていました。原作を読んでも攻めた内容となっているので、出来上がりがとても楽しみです。原作に近付けたり、リアルなところはできるだけ見せていきたい、忠実にやっていきたいです。

<視聴者へメッセージ>

 もしかしたら僕のファンは僕が出ているドラマを見たいと言ってくれていた方もいるかもしれないので、そんなファンの皆様、お待たせいたしました(笑)。僕自身も原作を読んでいてものすごく引き込まれました。魁の魅力、あかりとの凸凹コンビ感、最初はバチバチだけど段々と戦友になっていくキャラクターがいたり。実年齢88歳だけど18歳の時の少年心と様々な人生経験によって達観しているところ。また関わる人との対話によって最初はクールで自由だったけど、魁自身の奥底に眠っていた人間味というものがどんどん現れてくる。それを引き出してくれる個性豊かなキャラクターたちとの掛け合いにもぜひ注目していただければと思います。

原作者:ゆうきまさみさんコメント

 実のところ、実写ドラマ化の話をいただいたときには「嬉しいけれど無謀ではないか」とも思いました。しかしWOWOWさんがこのドラマ化に挑んでくれる以上、期待するしかありません。僕はWOWOWさんのドラマが大好きなんです。主演の神山さんも大変な気合いの入り方と聞いていますし、あの原作をどう料理し、どんな映像が生み出されるのか、やっぱり楽しみなんですよ。

メイン監督:中川和博さんコメント

 ミステリー、SF、アクション、歴史、ロマンス…個性豊かで魅力的なキャラクターが、時代やジャンルすらも縦横無尽に駆け巡りながら、壮大な謎に迫っていく。ご覧頂く方に、その姿をお腹いっぱい楽しんでもらえるよう、全てが便利で手軽な現代に於いて「手間のかかること」「困難なこと」を避けずに撮影を進め、神山さんを筆頭に素晴らしいキャストと共に駆け抜けていく所存です。放送まで幾昼夜、ぜひ原作を読んでお待ちください。眠るときには羊でも数えながら…。

プロデューサー:高江洲義貴(WOWOW コンテンツ制作局 ドラマ制作部)さんコメント

 初めて原作を読んだとき、魅力的なキャラクター、緻密なストーリー、奥に秘めた現代的なテーマに感動し、これは絶対に映像化したいとすぐに原作権の問い合わせをしました。無事、許諾をいただき、「では、主役の雪村魁を誰に演じてもらえばよいのか」と思いあぐねていた時、ジャニーズWESTのライブを観に行く機会があり、神山さんの佇まい、パフォーマンスを目の当たりにし、「あ、魁だ」と、これまたすぐにオファーをしました。そして、情熱を持った志の高い素晴らしいスタッフ・キャストが集まってくれました。今、こうして自分が心から願った座組で本作に挑めていることに大きな喜びを感じています。同時に、「ゆうきまさみ作品、初の実写映像化」「神山智洋、初の連続ドラマ単独主演」という、看板の重みに非常に身が引き締まる思いであります。この看板の名に恥じない、最高に面白いドラマを皆様にお届けします!

読まれている記事

advertisement

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. サーティワンが“よくばりフェス”の「カップの品切れ」謝罪…… 連日大人気で「予想を大幅に上回る販売」
  2. 「誰かと思った」 楽天・田中将大の“激変した風貌”にファン驚き…… 「一瞬わからなかった」
  3. 複数逮捕&服役の小向美奈子、“クスリ”に手を出した理由が壮絶すぎ……交際相手の暴力で逃亡も命の危機 「バレてバルコニー伝って入られて」
  4. 岩場に潜む“握力1トンのカニ”を捕まえようとしたら…… 人間vs.カニの壮絶な結末に「普通に困惑した」「気になって眠れない」
  5. サーティワン、アイス最大10個で1270円に!? お得なキャンペーンに「これが大人のやり方だ」「壮観だな」と“大人買い”続々
  6. 「生まれたてのイケメン」 西城秀樹さんの20歳長男、亡父の名曲「ギャランドゥ」歌う姿に感動の声「なんかうるうる」
  7. 「俺はガンダムで行く」を結婚式の二次会でやった猛者に7.8万いいね 渾身のコスプレに「新郎新婦より目立ってどうする」「ワインはどうやって飲むんだ」
  8. 黄金に輝く魚を捕獲→その正体は……? 水路にいるさまざまな生き物との出会いに「リアル僕の夏休みみたい」
  9. 釣れたキジハタを1年飼ってみると…… 飼い主も驚きの姿に「もはや、魚じゃない」「もう家族やね」と反響
  10. “世界一美しいザリガニ”を入手→開封して見ると…… 絶句を避けられない姿と異変に「びっくり」「草間彌生作のザリガニみたい」