ニュース

“ファンのスマホを海にドボン”人気絶頂のラッパー、話題の事件に新曲でアンサー 理由告白してもネットでは賛否両論(1/2 ページ)

公私ともに華やかになった結果。

advertisement

 プエルトリコの歌手・ラッパーのバッド・バニーが、10月13日にリリースされた5枚目のアルバム「Nadie Sabe Lo Que Va a Pasar Manana(1つ目のnはティルデ付き)」の中で、1月に物議を醸した“ファンのスマホを海に投げ捨てる”という自身の行為に関し回答しています。2022年にリリースされた4枚目のアルバム「Un Verano Sin Ti」が全米ビルボード200で13週連続1位を記録し、同年「3年連続Spotifyで最も再生されたアーティスト」となったバッド・バニーが取った行動は、ファンの間でも物議を醸していました。


新曲「Nadie Sabe」であの出来事に言及(画像はYouTubeから)
「Nadie Sabe」MV

 事の発端は、1月にSNSで拡散されニュースとなった、数人に囲まれながら海辺を歩くバッド・バニーを撮影した動画。1人の女性が彼の横にぴったりくっつき、スマートフォンで2ショット写真か動画を撮ろうとしていましたが、笑顔の女性に対しバッド・バニーは特に感情をあらわにせず、おもむろにスマートフォンを取り上げると、海の方に思いきり放り投げるという行動に。女性は一瞬固まり、そしてショックを受けた表情になって動揺し、バッド・バニーの方は彼女のことを気にする様子もなくそのまま歩き続けました。

写真を撮ろうとしたファンのスマホを海に

 そして今回新アルバムに収録された新曲「Nadie Sabe」の歌詞には、「君は僕の本物のファンじゃないから、携帯電話を投げ捨てたんだ」「本物ならずっと愛し続ける」と自分の行為の理由を説明するような一節が登場。あまりにストレートに言及したうえ理由まであっさり述べてしまったバッド・バニーに人々は騒然。一般的に女性はバッド・バニーのファンだったと考えられているだけに、SNSでは「まって、バッド・バニーが新曲でスマホ投げたファンとのこと言ってる!」「スマホを投げられてさらに新曲でディスられたあの女の子、どんな気持ちかもう想像もつかないわ」など驚きの声が上がりました。

advertisement

 また当時からバッド・バニーの行為は議論を呼びましたが、今回あらためて新曲で言及されたことで、「“ノー”と言えば十分だったでしょう」「彼に本物のファンがいるなんて信じられないけど」「“あなたは本物のファンじゃない”、だから自分は悪くない? うえっ」とやはり許されない行動だったといらだちをあらわにする声や、「今でもあの行為は不適切だったと思う。でも彼の言う通りでもある。本物のファンならその人のパーソナルスペースを守るもの」と理解を示す声も寄せられています。


2021年の楽曲「Yonaguni」では一部日本語の歌詞も(画像はYouTubeから)
「Yonaguni」MV

 なおスペイン語のタイトルは直訳すると「誰も知らない」という意味になります。さらに同楽曲の中でバッド・バニーは、有名になった自身の状況との向き合い方や孤独にも言及。「10万人もの人々の前で孤独を感じてる」「彼らは君のことを話してる」「何も知らずに、君のことも知らずに」「そして彼らは君の死を願う」「でも僕は違う、君の幸運を願ってる」と騒がしくなった周囲から受ける影響を感じさせる言葉を紡いでいます。

 今やラテン系ミュージシャンのトップに上り詰め、私生活では2月に米モデル/タレントのケンダル・ジェンナーとの交際が発覚し、ますますメディアに追いかけられることが増えたバッド・バニー。「このアルバムは何10億回再生されるようなものじゃない」「本物のファンがハッピーになるためなんだ」と、スマートフォンを投げた理由を説明したように、本当に彼を愛し尊重するファンを喜ばせるために音楽活動をしているととれる歌詞も登場しており、人気が出たことによる精神面での変化が想像されます。

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに……衝撃の経過報告に大反響 2024年に読まれた生き物記事トップ5
  2. ryuchellさん姉、母が亡くなったと報告 2024年春に病気発覚 「ママの向かった場所には世界一会いたかった人がいる」
  3. 【ハードオフ】2750円のジャンク品を持ち帰ったら…… まさかの展開に驚がく「これがジャンクの醍醐味のひとつ」
  4. 「どういうことなの!?」 ハードオフで13万円で売っていたまさかの“希少品”に反響「すげえ値段ついてるなあ」 
  5. 「脳がバグる」 ←昼間の夫婦の姿 夜の夫婦の姿→ あまりの激変ぶりと騙される姿に「三度見くらいした……」「まさか」
  6. 巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに…… 衝撃の経過報告に「死なないで」
  7. 【今日の難読漢字】「手水」←何と読む?
  8. 知らない番号から電話→AIに応対させたら…… 通話相手も驚がくした最新技術に「ほんとこれ便利」「ちょっと可愛くて草」
  9. 「衝撃すぎ」 NHK紅白歌合戦に41年ぶり出演のグループ→歌唱シーンに若年層から驚きの声 「てっきり……」
  10. 「見間違いかと思った」 紅白歌合戦「ディズニー企画」で起きた“衝撃シーン”に騒然「笑った」「腹痛い」