ニュース

「ミニ四駆の動力をロケット花火にしたら速いのでは」 → 実践した結果が予想外だしど迫力の走りで人気に(1/2 ページ)

ピュゥゥゥゥゥパァンッ! (ゴール)

advertisement

 ミニ四駆の動力をロケット花火にしたら速いのではないか――多くの子どもが一度は思い付いたであろうアイデアを実践した動画が公開され人気となっています。果たして本当に速いのか、そもそもまともに進むのか、その結果はいかに。

使用するロケット花火「Zミサイルゴールド」

 この動画を公開したのは、ミニ四駆などさまざまなホビー系動画を公開しているアズパカさん(XYouTubeニコニコ)。火薬を使用することになるため、法令順守と安全対策を徹底しながら挑戦しています。

 使用するのは、姿勢制御用の棒が付いておらず、ミニ四駆への搭載に向いた形状をした「Zミサイルゴールド」というロケット花火。普通のミニ四駆のシャシーにテープで花火を固定したシンプルな作りで点火してみたところ、豪快な音と火花と煙をまき散らしながらコースを爆走! 漫画『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』レベルのど派手な走りを見せます。最後に花火が爆発するところが芸術点高い。

advertisement
ロケット花火ミニ四駆初号機。あまりにもシンプルな作り
しかし走りはど迫力
漫画のミニ四駆は火薬を搭載しているのではないかと思う火花の吹き出しぶり

 しかし、火薬が足りず、完走まであと一歩のところで燃焼しきって止まってしまいました。この試走の結果もっと軽く抵抗が少ない専用マシンが必要と判断したアズパカさん、早速3Dプリンタで専用ボディーの制作に取り掛かります。

 こうして完成したマシンは、細いボディーにロケット花火を差し込む実に合理的な形状。JCJC(ジャパンカップジュニアサーキット)コースを走らせてみると、タイムは2.4秒。なかなかの好タイムです。

完成したマシン。合理的な形状である
なかなかの好タイム

 この後さらに改良を重ねて何度か走らせてみましたが、早くなりすぎるとレーンチェンジでコースアウトしてしまい、対策をするとタイムが大幅に落ちてしまう……となかなかうまくいきません。また、走るたびにコースが煤(すす)だらけになってしまい掃除しなければならないのが非常に面倒と、残念ながらこれ以上のタイムは出せませんでした。

走るたびにすすだらけ
その後も改造を施したもののこれ以上のタイムは出せず

 この実験の結果、「ロケット花火は音や光を楽しむもので推進力を得るためのものではない」という結論に至ったそうです。うーんこれは示唆に富んだ結論だぁ……。

 一見ネタのようで、なかなかいいタイムが出たロケット花火ミニ四駆。やはり火薬の力はすごいですね。

advertisement

AMP 非対応のコンテンツです。こちらからご覧ください。

画像提供:アズパカさん(XYouTubeニコニコ

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
  2. 友達が描いた“すっぴんで麺啜ってる私の油絵"が1000万表示 普段とのギャップに「全力の悪意と全力の愛情を感じる」
  3. 60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
  4. 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
  5. 真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
  6. 毛糸6色を使って、編んでいくと…… 初心者でも超簡単にできる“おしゃれアイテム”が「とっても可愛い」「どっぷりハマってしまいました」
  7. 皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
  8. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  9. 71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】
  10. 「ありそうでなかった」 無線マウスのレシーバーが“まさかの便利機能”を搭載! 競合会社も「便利やんけこれ」