近づくだけで威嚇する保護子猫が、3カ月後……　喉を鳴らして甘えるビフォーアフターに「努力のたまもの」「幸せになろうね」

　警戒心の強い保護猫が触らせてくれるようになるまでの様子が、YouTubeチャンネル「猫とネコ」に投稿されました。コメント欄には「ずっとのお家を見つけて幸せになろうね」「努力のたまものですね！」「怖かったんだよね……」と見守る声が寄せられています。

　投稿者は、保護猫活動をしながら10匹の猫ちゃんたちと暮らしているたまきちさん。少し前におうちにやってきた三毛猫の「シュガー」ちゃんは、警戒心がとても強く、近づいただけでもシャーと威嚇をするほどでした。

　ごはんをあげるときは持ち手が長いスプーンであげていましたが……隙あらば猫パンチ！　とてもさわれる状態ではありません。一体どんな過酷な状況下で生きてきたのかと思うと、胸が痛みます。

　しかし、今のままでは里親を見つけるのは難しいことは明白。どうにか人に慣れ、遊んだり甘えたりすることを覚えてほしい……。そこで、たまきちさんは毎日シュガーちゃんに向き合い、遊びの練習やさわる練習を続けました。

　最初のころは手袋をつけてなでていたそうですが、途中で負傷覚悟で手袋を外してみると……案の定血が出るほど強く噛みつかれてしまったとのこと。しかし、たまきちさんの思いが伝わったのか、シュガーちゃんは少しずつさわらせてくれるように。

　だんだん抵抗がなくなってきたのか、シュガーちゃんはなでられると気持ちよさそうにすることも増え、ついには自ら頭を差し出すようになりました。そして、今ではゴロゴロとのどを鳴らし甘えるように！　なんとここまでくるのに3カ月かかったそうです。

　今では遊んだり甘えたりすることを覚えてくれたシュガーちゃん。これで安心して“ずっとのお家”を探せますね！　あともう少し……やさしい飼い主さんが見つかるまで頑張ろうね。

　たまきちさんが撮影した動画は、以前にもヤンチャな保護子猫の姿が話題となりました（関連記事）。保護猫や10匹の猫ちゃんたちの日常は、飼い主さんのYouTubeチャンネル「猫とネコ」で公開しています。

画像提供：「猫とネコ」さん

オススメ記事