尻尾がちぎれた小さな子猫をサーキット場で保護→1年後“ムキムキ最強生物”に　驚異の成長ビフォーアフターに注目集まる

　かつてサーキット場で保護された子猫の1歳になるまでの成長記録がYouTubeチャンネル「Moto猫ちゃんねる」に投稿されました。動画は、記事執筆時点で52万回以上再生され、「すごい元気いっぱい」「とても幸せそうです」とコメントを集めています。

　動画の主役は、元保護猫の「ジロー」くん。投稿者さんとジローくんの出会いは、趣味のバイクを走らせるために通っているサーキット場でした。バイクを走り終え、駐車場に向かっていた投稿者さん。すると、友人がまだ子猫だったジローくんを連れて来たといいます。

　友人によると、ジローくんはサーキット場のエンジンルームで暖を取りながら生活しており、救急車の下にいたところを保護したので投稿者さんに託したいとのこと。投稿者さんはこのころ、保護することができなかった別の子猫のことが心に引っ掛っていたそうで、ジローくんとの運命を感じて迎え入れることを決意しました。

　当時のジローくんは、外敵に襲われたのかどこかに挟まれてしまったのか、しっぽがちぎれかけていたとのこと……。動物病院に行くと、しっぽはすでに取れかけている状態だったため切断することになりました。また痩せ気味だったジローくんですが、ごはんをたくさん食べてすっかり元気に。2回目の病院では体重が増え、パワフルに遊びまわるようになったのです。

　その後、ジローくんは投稿者さん宅で暮らしている先住猫の「タロ」くん、「クロ」くん、「ゴロー」くんと対面。最初は「シャー！」と威嚇されてしまったものの、いつしかゴローくんがジローくんの教育担当になり、毎日にゃんプロ（猫同士のプロレス）して遊んでくれるように。そしてジローくんは、次第に他の猫ちゃんとも打ち解けていきます。

　それからスクスクと大きくなり、先輩猫さんたちと体格が変わらなくなったジローくん。果敢に、にゃんプロを仕掛けていき、そのやんちゃぶりで先輩猫さんや投稿者さんを驚かせる日々です。

　イタズラを繰り広げる最強猫さんへと成長したジローくんは、元気すぎるあまりに暴れ回って飼い主さんのディスプレイを壊してしまうこともありましたが、飼い主さんは笑って許してくれました。毎日がドタバタですが、優しい飼い主さんと先輩猫さんたちに見守られ、ジローくんはこれからも幸せな日々を送っていくことでしょう。

　動画には「元気でかっこいいお姿になられましたね」「良い縁に結ばれたラッキーくんだね。主さんの思いに感謝」「ジロちゃん、幸せになれて良かった」といった声や、「やらかしてる時の顔も悟りきった感が最高」「子供の頃からこんなにレスリングと環境利用闘法のプロ達に英才教育を受けたら最強に育つのもわかります」「モニター壊れて笑い事じゃないんでしょうけど、元気ええなぁと笑ってしまった」など、元気いっぱいなジローくんの様子に笑ってしまう人もいたようです。

　そんな生粋の末っ子ジローくんを含むにぎやかな4にゃんの日常は、飼い主さんYouTubeチャンネル「Moto猫ちゃんねる」と、X（Twitter／@MotoMotoGarage1）で公開されています。

画像提供：YouTubeチャンネル「Moto猫ちゃんねる」

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