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漫画とゲームは「下の子だけOK」 “格差家族”で交友関係を失い育って悟った「幼少期の禁止行為の意味の無さ」(1/2 ページ)

下の子も問題なく生活できているようで……。

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 子どものころ親から禁止されていたものとその後の影響を聞く連載「禁止されていたもの募集」。今回は、ゲームと漫画を「上の兄弟だけ」禁止されていた匿名さんのお話です。

「格差」から見えた結論(イラスト:野田せいぞ

―― 禁止されていた期間とその後の経過時間を教えてください。

匿名: 物心ついたときから中学卒業まで。現在禁止は解けましたが与えられなかったので、実質15年間。

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―― 禁止されたことによってどうなりましたか。

匿名: ゲームがないので友人が自宅に遊びに来ることはなく、また友人宅に遊びに行ける機会も周りより少なく、漫画も知らないので話題についていけず交友関係は必然と狭く、幼少期から付き合いのある友人はゼロです。

―― 今は禁止されていたものとどのように触れ合っていますか。

匿名: 禁止されてたことが原因かは分かりませんが、没頭するときはひたすら寝食を忘れて没頭。翌日仕事のために夜更かししないよう自制心を搾り出すのに必死です。

 社会人になって自由に使えるお金が手に入ってからは、常に欲しいものの筆頭が禁止されていた物たちですが、これまでのことを考えると致し方ないかと……。

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―― 禁止されていたことについてどう思いますか。

匿名: 我が家の場合は子どもだから禁止ではなく、兄弟格差で下の子には許されていたため、幼少期から理不尽と大人が必ずしも正しいわけではない現実を知りました。禁止されていた私と上の兄弟はその間家事手伝いも強制されていたため、大人になった今でも生活に不自由がないことだけはほんの少しだけ感謝ですかね……。

 禁止されていなかった下の子たちも生活が狂うような影響も出ていないので、禁止する意味は全く無かったかと。

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