ボロボロでサビだらけのトヨタ車が…… 真っ赤なオープンカーに生まれ変わったカローラに「すばらしい仕事」(1/3 ページ)
いかにも自家製って感じが良い。
ボロボロでサビだらけで、廃車同然のトヨタ車をレストアする動画が、YouTubeで再生回数700万回を突破するほど人気です。
動画を投稿したのは、クルマやバイクをレストアする動画で人気の海外YouTubeチャンネル「The Restorator」。今回レストアするクルマは、長期間に渡って屋外で放置されていたようで、ボディー全体がサビに覆われた廃車同然の状態。何があったのかは不明ですが、ルーフは潰れてコンバーチブルのようなスタイルになっています。かろうじて得られる情報から、1991年ごろに製造されたとされるトヨタ・カローラと見られています。
ガレージに運び込んだ車体からエンジンを降ろすと、まずは車内のゴミの片付けからスタート。シートなどを取り外して作業がしやすい状態にしていきます。
ボディー全体を覆うサビはグラインダーなどを使って削り落としていきます。サビを落とし終えたら、車内もまとめて洗剤と高圧洗浄機を使って洗車。乾いてからパテを使ってガタガタになったボディーの表面を整えていき、車体のカラーをレッドに塗り替えました。
次の作業は、先に降ろしておいたエンジンのオーバーホール。順番に分解して、煤などで黒々とこびりついた汚れを高圧洗浄機で洗い流してから、細かい部分は丁寧に洗浄していきます。エンジンブロックをシルバーに、一部を車体と同じレッドに塗装してから、再び組み上げていきます。
ベルトなどは新しいものを用意して交換し、すべてのパーツを元通りに組み上げて、微調整を加えながら試運転を行うと、エンジンは再び鼓動を取り戻しました。
オーバーホールしたエンジンを車体に組み付けて、ハンマーで叩いて直したボンネットを取り付けるとレストア作業は完了。ボロボロだったクルマがもう一度走り出しました。
廃車同然だったクルマが道路を走る様子には「すばらしい仕事」「トヨタ車の驚異的な品質の証明」「見ていて楽しいビデオだった」といった反応が寄せられていました。
画像はYouTubeチャンネル「The Restorator」の動画より引用
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