ガンプラで「ガンダムUC」の名場面を再現したレジンアートが神々しい 「美術館に展示されてもおかしくない美しさ」(1/3 ページ)
可能性の獣が目覚めた!
「機動戦士ガンダムUC」の最終決戦で、ユニコーンガンダムが「光の結晶体」へ変化――サイコフィールドでコロニーレーザーの攻撃を防ぐ名場面を再現した、光輝くレジンアートが神々しいまでのクオリティです。
素材と技術をフル活用して幻想的なシーンを再現
投稿者の「サボリーマンのガンプラ製作部」は、ガンプラレビュー担当のサボリーマンさんと、改造担当のイーサンさんが共同で運営するYouTubeチャンネル。今回は登録者数10万人突破記念と、2023年の総決算を兼ねて、この大作を製作過程とともに公開しました。
素材として選んだのは、ガンプラの「MGEX 1/100 ユニコーンガンダム Ver.Ka」。付属のLEDシートにより、組み立てるだけでも発光するキットなのですが、イーサンさんはさらなる電飾やレジンによる装飾で、その輝きを高めています。
まずはユニコーンガンダムを、サイコフレームが結晶化した状態へ改造します。結晶化を再現したキットからパーツを移植する手もありましたが、イーサンさんは素材としてガラスの結晶を選択。塗装まで進めたキットにちりばめて、UVレジンで固めていきます。
全身を組み立てることで、LEDで光る「光の結晶体」バージョンのユニコーンガンダムが完成。この時点で作品として成立している気もしますが、イーサンさんの手はまだ止まりません。このガンダムを惜しみなくレジンへ沈め、サイコフィールドを発生させた状態へと進めます。
これでようやく完成かと思いきや、今度は台座の製作へ。木枠に木材やLEDテープ、ガラスや鉱石を仕込んでレジンで固めることで、ユニコーンガンダムを照らしながら自身も輝くディスプレイを作り上げました。
台座のパーツでユニコーンガンダムを囲うことで、レジンアートはいよいよ完成。これまでていねいに仕込んできた塗料やマテリアル、LEDが全て合わさって、あの幻想的なシーンが具現化されました。その輝きはコメント欄で、「美術館に展示されてもおかしくない美しさ」と称賛されています。
動画提供:サボリーマンのガンプラ製作部
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