“人気ブランド”のバッグを店頭で販売→実は「コピー品」だった　東急百貨店など「不適切販売」を謝罪（1/3 ページ）

　東急百貨店と札幌丸井三越は、人気ブランド「Ball＆Chain」のバッグをめぐり、不適切な販売を行っていたとして、12月31日までに謝罪しました。

2022年には公式が「コピー品にご注意下さい」と呼びかけていた

　東急百貨店の発表によると、「ShinQs ビューティー パレット 自由が丘店」で11月15日～12月15日にかけて販売した「Ball＆Chain」のバッグ（3630円）がコピー商品であることが判明したといいます。

　同社は「お客様にご迷惑とご心配をお掛けいたしますことを、深くお詫び申しあげます」と謝罪し、「今後は一層の管理体制の徹底を図り、このような事態の再発防止に努めてまいる所存でございます」とコメントしました。

　また、札幌丸井三越はサテライトショップ「エムアイプラザ イオン釧路昭和」「エムアイプラザ 苫小牧」でそれぞれ11月27日～12月20日にかけて販売した「Ball＆Chain」のバッグ（3630円）が「正規品ではないことが判明」したと説明。「お客さまには多大なるご心配とご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。

　東急百貨店、札幌丸井三越はともに、バッグを購入した人は購入店舗まで連絡してほしいとしています。

　「Ball＆Chain」はデザイナーの三原英詳氏が手がけるブランド。おしゃれなデザインが特徴のエコバッグで知られ、全国の百貨店で商品が販売されています。

　一方、同ブランドのコピー品も多数販売されているとして、2022年6月にはブランドの公式サイトなどで「コピー品にご注意下さい」と呼びかけていました。