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“車いすアイドル”猪狩ともか、脊髄損傷の事故後に浴びせられた「最悪な言葉」 誹謗中傷の抑止巡って告白「一生忘れられません」(1/2 ページ)
あまりにもひどい。
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2018年の事故で両下肢まひとなり、現在は“車いすアイドル”として活動している「仮面女子」メンバーの猪狩ともかさんが1月12日にX(Twitter)を更新。誹謗(ひぼう)中傷の話題に関連し、事故後に浴びせられた“一生忘れられない言葉”を明かしています。
信じがたい言葉明かされファンも憤激する事態に
猪狩さんは、「ネット上の誹謗中傷は迅速削除、SNS大手に義務付けへ」と題した、ネットの取り締まりを強化する政府の動きを報じたネットニュースに言及。
「大切なことだと思います」と賛成の立場を示し、「私も事故で脊髄を損傷した時『タレントとして武器ができてよかったね』と言われました。この言葉は一生忘れられません」と事故後にあまりにも浅慮な言葉を浴びせられたことを告白しています。
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猪狩さんは傷つけられた過去の自身を振り返り、「中傷を簡単にできないような世の中になって欲しいです」と切実な思いを吐露。ファンから、「そんなこと言われたんですか。信じられない。最悪」「そんな酷いことよく言えるよね……」「絶対許せん!!」など心ない誹謗中傷を糾弾するコメントが寄せられています。
2018年から車いす生活に
猪狩さんは2018年4月、強風で倒れた看板の下敷きになる事故に遭い、脊髄損傷の大ケガを負って両下肢まひに。
事件後は車いす生活を余儀なくされますが、懸命なリハビリを経て同年8月にアイドルとしてステージ復帰を果たしています(関連記事)。
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