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横から見るとまるでゴミの山、正面から見ると……? 古い家庭用品で作る錯視アートがすごい(1/2 ページ)
何度でも見ていられそう。
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チェコ共和国出身のビジュアルアーティスト、パトリック・プロスコさんの遠近法による目の錯覚を利用したアナモルフォシス肖像画が人気です。
遠近法を取り入れた肖像画
パトリックさんは使えなくなった電化製品や家庭用品を積み重ね、著名な人物の肖像画を作り上げています。違う角度から見ることによって正常な形が見える「アナモルフォルモシス」というデザイン技法を使った肖像画は、正面から見ると著名人に見えますが、横から見るとまるでゴミの山のようです。
遠近法を取り入れた肖像画
チェコ共和国初代大統領のヴァーツラフ・ハヴェルや、物理学者で発明家のニコラ・テスラ氏の肖像画は、本人の特徴をそのままそっくり再現しています。しかしながら肖像画に使われている素材が古くなったブラウン管テレビや壊れた洗濯機というのが驚きです。
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ニコラ・テスラの肖像画
トルコ共和国の初代大統領のムスタファ・ケマル・アタテュルクの肖像画には壁掛け時計や蓄音機に古いタイプライターなどが使われています。正面とほかの角度から撮影した肖像画の動画は飽きることなくずっと見ていられそうです。
ムスタファ・ケマル・アタテュルクの肖像画
パトリックさんのInstagramや公式サイト「Patrik Prošsko」では、アナモルフォシス肖像画をはじめ、見る人の目を楽しませてくれる作品を見ることができます。NFTアートとして販売されている作品もあり、ニコラ・テスラの肖像画は「Makersplace(メイカーズプレイス)で、チェコの作曲家で指揮者兼ピアニストだったベドルジハ・スメタナの肖像画は「Foundation(ファンデーション)」で販売されています。
グランドピアノを使ったダイナミックなスメタナの肖像画
Image credit:Patrik Proško(Instagram/Webサイト)
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