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室内に浮かぶ人工的に作った雲が、まるで異世界のように見えると注目を集めています。この雲を手がけているのはオランダ人アーティストのバーンドナウト・スミルデさん。
バーンドナウトさんの雲は画像編集などではなく、人工的に作り上げた、れっきとした雲なのです。バーンドナウトさんは室内に人工的な雲を作り上げる、“浮遊彫刻”のアーティストとして知られています。
空の雲は大気中の水滴や氷の粒が集まって空の上に浮かんでいます。バーンドナウトさんの雲は煙などから作られるものではなく、室内の湿度を上げて温度を下げ、寒くて湿気のある状態で水を噴霧し、空気中の水滴を集めて作った本物に近い状態の雲だといいます。雲は数秒ほどで消えてしまうため、何枚も写真に撮って最高の一枚を作品としているとのこと。
これらの作品は「ニンバス」というシリーズで、雨雲をイメージしているようです。そんな彼の作品を目にした人たちからは「異世界のよう」「室内に曇なんて魔法みたい」といった感嘆の声が寄せられています。
Instagramでは、他にも雲を作る瞬間の動画などが投稿されており、見る人の目を楽しませてくれそうです。また公式サイト「Berndnaut」ではニンバスの他の作品を見ることができます。
Image credit:Berndnaut Smilde(Instagram/)
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