四国ガス、元社員がガス料金を150万円着服　元社員を懲戒解雇……　「信頼を大きく損なう事態」と謝罪（1/3 ページ）

　四国ガスは1月22日、同社徳島支店で元社員が利用客から集金したガス料金を着服していたと判明したとして、謝罪しました。不祥事の詳細については全容解明に向けて現在も調査しているものの、現時点で14件、約150万円の着服が判明しているといいます。

　同社は公式サイトに「当社元社員による不祥事の発生について」と題した文章を掲載。元社員による着服について発表し、「当社では、このような事態が発生しましたことを厳粛に受け止めており、お客さまならびに関係者の皆さまの信頼を大きく損なう事態となりましたことを、心より深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。

　すでに当事者である元社員は1月19日付けで懲戒解雇しており、該当の利用客には同社社員が訪問して謝罪と詳細を説明するとしています。また、本件については刑事告訴を含め警察と弁護士に相談しているということです。

　同社は「今後適切な再発防止策を講じるとともに、なお一層コンプライアンスの徹底に努め、お客さまならびに関係者の皆さまの信頼回復に向けて全力で取り組んでまいります」と述べています。