コンビニの「レジ横おでん」取り扱い店舗が減っている? ネットで話題も……大手3社の見解は(1/3 ページ)
冬になると食べたくなる定番ですが……。
コンビニエンスストアのレジ横で販売されている「おでん」を最近見なくなった――そんな投稿が、X(旧Twitter)でここ数年散見されるようになりました。実際に取り扱い店舗は減っているのか、コンビニ大手3社に話を聞いてみました。
レジ横のおでんといえば、数年前まではほとんどのコンビニで見かけた定番商品。しかしここ数年、おでんを売らない店舗を見かけるようになってきたと感じる人がいるようです。
こうしたネット上の声は事実なのか、大手3社の回答は以下の通りでした。
ローソンの回答
ローソン: 2020年以降、コロナ禍の影響でレジ横おでんの展開店舗数は減少しています。
一方、ローソンでは、身近なコンビニで店内調理した温かくおいしい商品を購入したいというニーズの高まりを受け、店内調理サービス「まちかど厨房」の導入店舗数が全国9200店舗に拡大しました。レジ横おでんを展開する・しないについては、お店判断ですが、現在はレジ横おでんではなく「まちかど厨房」に注力する店舗が多くなっています。
現在もお客さまのニーズがある店舗では継続している他、店頭の冷蔵商品ケース売場では「おでん 550g」(311円)を取り扱いしています。
セブン-イレブンの回答
セブン-イレブン: おでんを取り扱っている店舗は実際に減少しているのか」につきましては、店舗での品ぞろえは加盟店様ごとに異なり、タイミングや時期によっても展開状況は異なります。取扱店舗数については特段減少はしておりません。
ファミリーマートの回答
お客さまニーズが多種多様になっている昨今、季節性の高い商品に関しては、地域特性・お客さまのニーズに合わせて、各店舗が判断し、展開できるように通年選択制としております。
新型コロナウイルスの流行以降のおでんの取り扱いについて、各社でそれぞれ違った対応がなされているようです。食べたくなったから最寄りのコンビニで……とはいかなくなった人もいるかもしれません。
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