強い衝撃でヒビや割れ→転倒事故の可能性　大手メーカーが「風呂用イス」約12万台回収……「心よりお詫び」（1/3 ページ）

　家庭用品メーカー大手のレック（東京都中央区）は、同社が製造した「風呂用イス」に、強い衝撃が加わるとヒビや割れが発生し、転倒事故につながる可能性のあるものがあったとして、同商品を自主回収すると発表しました。

返品者にはQUOカード3000円分

　回収すると発表したのは、「ユノア アルミ風呂イス」（高さ25センチ、30センチ、35センチの3種類）。消費者庁リコール情報サイトの情報によると、2017年9月～2020年12月に製造された計11万9994台が回収対象です。

　同社の発表によると、同製品の一部のロットで、強い衝撃が加わった時などにヒビや割れが生じる可能性があることが判明。「お客様に安心してご使用いただくため、また今後の事故防止の観点」から、対象製品を回収するとしています。

　同社のインターネット受付フォームで申請後、製品と引き換えにQUOカード3000円分の返金対応を受けられるとのことです。

　同社は「ご愛用の皆様にはご迷惑をお掛けしましたこと、心よりお詫び申し上げます。今後はより一層の安全管理及び品質管理体制を強化し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。