保護活動中の夫妻、保護犬の笑顔に涙……　つらい過去を乗り越えていく様子に「いつも命を繋いでくれてありがとう」と感謝の声（1/2 ページ）

　保護活動をする投稿者さん夫妻の、ふと泣きそうになる瞬間を明かした動画がInstagramに投稿され、記事執筆時点で302万回以上の再生数を突破、7万6000件以上の“いいね！”を獲得。「なんて愛おしい光景」「涙……止まりません」と反響が集まっています。

保護活動をしていて泣きそうになる瞬間

　投稿されたのは、インドネシア・バリ島でワンコと猫ちゃんの保護やTNR活動をしている夫妻のアカウント、ぱんはな家（pan._.hana）さん。自宅には、里親募集中、預かり中、居候中を含む総勢29匹の元保護犬たちが暮らしています。

　そんな夫妻には、活動を行う中で悲しいことや悔しいこともあり、ふと泣きそうになる瞬間がたくさんあるのだとか。しかし、つらい過去を乗り越えたワンコたちがうれしそうな姿を見せてくれたときには、心がとてもあたたかくなり、その“喜び”で泣きそうになることもあるといいます。

ひとりぼっちで捨てられていたふぉくてぃちゃん

　登場するワンコは、現在里親募集中のワンコ「ふぉくてぃ（Foxy）」ちゃん。空地にひとりぼっちで捨てられていたところを保護されました。当時は皮膚病がひどく、ほとんど骨と皮の状態でガリガリに痩せていたそうです……。そのつらい過去を乗り越え、現在はニコニコ笑顔がかわいい、甘えんぼうワンコに！　動画には、パパさんとママさんのところをダッシュで行ったり来たりして、楽しい気持ちを全力で表現しているふぉくてぃちゃんの姿が映っています。

ワンコたちのうれしそうな顔が何よりの幸せ

　パパさんのところに駆け寄ればハグをしてもらい、ママさんには無邪気にじゃれつくふぉくてぃちゃん。そのはしゃぎっぷりからは、人間にひどいことをされたとは想像がつかず、夫妻からとても大きな愛情を受け取ったことがうかがえます。

　この動画とともに、投稿者さんは「本当はつらい思いも悲しい思いも一度だってしてほしくない。人間の身勝手に振り回されるのは、いつも声を上げられない弱い者たち。だけど厳しい現実は一瞬では変えられないから、私たちは今日も明日も、今私たちにできることをする。きみたちのこのとびきりの笑顔が見たいから」という力強い言葉を添えています。

ふぉくてぃちゃんの笑顔を引き出した夫妻の活動に感謝の声

　コメント欄には「満面の笑みで飛び跳ねてますね」「パパさんの笑顔とママさんの優しいお声と言葉にウルウル」「ひとりひとりに愛情を注いでいるのが改めて感じます」「他のみなワンが外から優しく見守ってる姿にまた感動」「愛情がこんなに目に見えるようなことは並大抵にできることではないです」「沢山のわんこを幸せにして下さってありがとうございます」「辛い思いをする子が居ない世の中になりますように」など、ふぉくてぃちゃんのキラキラした姿と、夫妻の活動に対する反響がたくさん寄せられています。

　動物にとっての優しい世界が広がることを願い、個人で活動を続ける投稿者さん夫妻。その活動は、Instagram（pan._.hana）とYouTubeチャンネル「ぱんはな家 / 2人と28ワンのバリ島暮らし」にて公開中。なお、収益の全額が活動支援となるチャリティーショップも運営しています。

画像提供：ぱんはな家 | 2人と29ワンのバリ島暮らし（pan._.hana）さん

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