【ドッグトレーナー解説】犬がお尻を上げる“プレイバウ”の意味を知っていますか? 威嚇との違いや病気の可能性を解説(1/2 ページ)
犬のプレイバウの意味について、ドッグトレーナーが解説します。
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今回はそんなペトコトメディアから「犬のプレイバウ」についてご紹介します。
著者:ペトコト編集部
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犬は言葉を話すことができない分、行動や表情で自分の気持ちを表現します。その行動のうちの一つが「プレイバウ」です。カーミングシグナルの一つで「犬のお辞儀」とも呼ばれており、犬にはもちろん人間に対してすることもあります。今回は犬のプレイバウの意味や、対応の仕方、プレイバウに似た威嚇などを紹介します。
犬がお尻を上げるプレイバウとは
犬のプレイバウは英語で「PLAYBOW」と書き、頭は地面の近くまで下がり、お尻は上がっている犬の体勢をいい、犬が不安を感じたり、興奮したりしているときにみられるカーミングシグナルの1つです。
プレイバウは、特に飼い主やほかの犬など、相手がいる際に見られる行動です。そのシチュエーションは不安や緊張というよりも、ポジティブな感情であることが多く、カーミングシグナルの中では「興奮」との関連性が高いといえるでしょう。
犬がプレイバウをする理由・意味
犬がプレイバウをするときの多くの理由は「遊びたい!」「遊ぼうよ!」と遊びに誘っているサインです。
「爆発しそうなほど遊びたい気持ちを抑えながら、相手に敵意がないことを表現して遊びに誘っている」というニュアンスです。
犬のプレイバウと威嚇との違い
興奮しすぎてうなったり、ほえたりしながらプレイバウする犬もありますが、歯をむき出している場合は、プレイバウではなく、飛びかかる姿勢をとっている威嚇・攻撃状態にある可能性があります。
「ハッハッ」と目を輝かせておらず、睨みつけるようにしていたら、問題が起こる前に、愛犬を止めましょう。
犬のプレイバウと同じく遊びに誘うときの行動
ほえる(うなる)
相手の気を引くためや、遊びたい気持ちが抑えきれず、ほえることがあります。何かに威嚇してほえるときとは明らかにトーンが異なるため、その違いに着目してみてください。
おなかを見せる
犬は仰向けになって自分のおなかを見せるヘソ天でも、相手に敵意がないことを伝えることができます。なでてほしいときに、飼い主の隣に来て、ヘソ天をすることもあります。
たまにはお散歩のルートを変えてマンネリを予防することや、休日はドッグランに連れて行って思いっきり走らせてあげることもおすすめです。
おもちゃを持ってくる
一番わかりやすい行動です。お気に入りのおもちゃがあれば一人で遊べる犬も、誰かと一緒に遊びたくなればそのおもちゃを相手のところへ持っていくことがあります。
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