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「これはダメだろ」 商店街で「奇声ラン」物議のランナー集団、日本での活動を当面休止 支援のミズノ発表(1/3 ページ)

許可なしでの走行でした。

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 大阪市内の商店街で、奇声を上げながら走るランナーの動画が拡散され、物議をかもしている問題で、ランナー団体の活動を支援するミズノは、同団体の日本国内での活動を当面休止すると発表しました。

ランニングイベント物議でミズノが謝罪(画像はミズノ公式サイトから)

「本件の発生を重く捉え……」

 物議をかもしたのは、ミズノがサポートするランニングコミュニティ「ミッドナイトランナーズ」の活動。同社のニュースリリースによると、同コミュニティでは毎週、約100人規模のランナーが世界各地の都市をランニングする活動が行われているといいます。

 2月22日、大阪市内の商店街を「ミッドナイトランナーズ」のランナーたちが奇声を上げながら駆け抜ける動画がSNS上で拡散され、動画を見た人からは「これはダメだろ」「ただの危険行為」と批判の声が集まっていました。

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 ミズノは批判を受け「商店街やそこにおられた皆さまにご迷惑や不快な思いをさせてしまったことを重く受け止めている」として2月25日に公式X(Twitter)で謝罪。ミッドナイトランナーズも同日、公式Instagramで「この度は、2月22日に大阪で実施した弊コミュニティ『ミッドナイトランナーズ』のランニングイベントにおいて、商店街を走行してしまい、関係者の皆様、通行人の皆様に多大なるご迷惑をおかけしたことを深くお詫び致します」とコメントしていました。

 ミズノは3月4日、「2月22日大阪で開催されたランニングイベントに関するお詫び」と題した文書を公式サイトに掲載。「弊社がサポートしているグローバルランニングコミュニティ『ミッドナイトランナーズ』が2月22日に大阪で実施したランニングイベントにおいて、多くの人数で商店街を事前の許可なく走るなどの行為がございました」と、走行が商店街の許可なく行われたものだったと説明しました。

 その上で「走行した商店街や商店街を訪れていた皆さまの事故などにつながる危険な行為であったこと、またご迷惑や不快な思いをおかけしたことを深くお詫びを申しあげます」「この度の出来事により、一般のランナーの皆さまを含め、多くの皆さまにもご心配、ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。

 同社は「走行した商店街理事会の皆さまにお詫びをさせていただいた」としつつ、「ミッドナイトランナーズ」の日本での活動を当面休止すると発表。「本来、スポーツの力で人々の幸せを提供すべく活動している弊社としましては、本件の発生を重く捉え、ランニングをする皆さまと周囲の人々が安全に楽しめる環境への意識をさらに高めてまいります」とコメントしています。

ミズノの発表(画像はミズノのニュースリリースから)
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