約30年前盗難のフェラーリ、国を超えて発見→押収される　一時は日本に流入　6000万円超の価値【英】（1/2 ページ）

　英ロンドン警視庁は3月4日、元F1ドライバーのゲルハルト・ベルガーが当時所有し、約30年前に盗難されていたフェラーリが発見されたと明かしました。一時は日本に存在していたこともある車両だといいます。

　フェラーリ「512M」が盗まれたのはイモラで開催された1995年のサンマリノグランプリ。盗難直後、日本に輸送されていたことも判明していると担当する警官は明かしました。

　2024年1月、英国のブローカーを通じて米国のバイヤーが購入しようとしていた車両をチェックしたところ、盗難車であることが判明したとフェラーリが英ロンドン警視庁に報告。イギリスからの輸出を防ぐために英ロンドン警視庁はこの車両を押収しました。逮捕者はまだ出ておらず、捜査が続いています。

　ちなみに、発見されたフェラーリには約35万ポンド（邦貨換算で約6600万円）相当の価値があると英ロンドン警視庁は伝えています。

　

【訂正：6日18時】初掲載時、「押収」と記載すべき箇所を「応酬」と誤記載しておりました。お詫びして訂正致します