女子テニス世界2位アリナ・サバレンカ、元恋人が急死　試合直前の悲劇に「想像を絶する」と声明（1/2 ページ）

　女子テニス世界ランキング2位のアリナ・サバレンカ選手が3月20日にInstagramのストーリーズで声明を発表。18日に元恋人で元アイスホッケー選手のコンスタンティン・コルツォフが亡くなっておりInstagramへは心配の声が多数寄せられていました。

試合のため滞在中だったマイアミで　元恋人が死去

　サバレンカ選手は3月19日から31日まで開催されるマイアミ・オープンに出場する予定で同地に滞在中。マイアミ・デイド群警察の発表によれば、18日にマイアミビーチ沿いの高級ホテルから通報があり、コンスタンティンの死亡が確認。犯罪行為は疑われていないとされています。

　こののち、現地時間20日にサバレンカ選手はInstagramのストーリーズへ声明を発表。「コンスタンティンの死は、想像を絶する悲劇です。私たちはもう一緒にはいませんでしたが、私の心は傷ついています。どうかこの困難な時期に、私と彼の家族のプライバシーを尊重くださるようにお願いいたします」と述べ、すでに2人は恋愛関係になかったことや、その死へ耐え難い悲しみを感じていることを明かしました。

試合出場予定は変わらず　エールが続々

　サバレンカ選手と同郷のベラルーシ出身で、2021年から交際を公にしてきたコンスタンティンは、2002年から2006年までNHLのピッツバーグ・ペンギンズで活躍し、2002年のソルトレークシティと2010年のバンクーバー冬季五輪にベラルーシ代表として出場しました。

　マイアミ・オープンへは出場予定とされるサバレンカ選手は、月曜日と火曜日にもコートへ練習に現れる姿が目撃されています。現時点では変わらず出場予定とされています。

　サバレンカ選手のInstagram最新投稿へは、「アリナと家族のために祈っています」「アリナ、あなたの喪失にお悔やみを申し上げます」「癒やしをもたらすのは時間だけです。あなたの幸せをどれだけ願っているか、言葉にできません。私たちはあなたとともにあります」など、悲劇の中で気を強く保ち選手として戦おうとするサバレンカ選手へ、お悔やみの声が多数寄せられてます。