「ロックマン1何でもありRTA」ついに“2分台”突破で視聴者驚愕 謎儀式で突如EDが始まる人力TASっぷり(1/3 ページ)
ちょっと山登って帰宅するだけの話。
ファミコン用ソフトの初代「ロックマン」RTA(リアルタイムアタック/クリアまでの時間を競う競技)で、“2分14秒”というとんでもない記録が出ました。なんか気付いたらエンディング始まっとる……!
謎の儀式で全部解決
動画を投稿したのは、さまざまなRTA動画を投稿しているピロ彦さん。ロックマンは実機ではなく、さまざまなカプコンのレトロゲームがブラウザ上でプレイできるカプコンタウンでプレイしています。
ロックマンRTAにはさまざまなレギュレーションがありますが、今回は「何でもあり」の記録。どんなバグも使用OKで、とにかくエンディングに到達した時点のタイムを競います。
どんなバグを使用できるとしても、普通にステージを進めていては2分でクリアはできません。そこで、「任意コード実行」と呼ばれる、ゲーム中のバグやプログラムミスを利用して、ゲームに任意のプログラムコードを実行させてしまう技を使用します。
やり方は、普通のプレイとして見たら全く意味のない行動を取り続ける“謎の儀式”めいた動きを取り続けるというもの。しかし動画内の解説にもある通り、これは敵弾の数やロックマンの位置、行動などを綿密に計算しており、全てがかみ合うといきなりエンディングに突入します。言葉で説明するのは非常に難解なため、実際にどのようなプレイが行われているかは動画をご覧ください。
通常任意コード実行はツールを使用したフレーム単位の操作が必要となり人力ではまずできないのですが、最適化が進んだ結果ごく一部のプレイヤーはこのように人力操作でエンディングを呼び出すに至りました。2分と極めて短いRTAですが、実際にやろうとするとさまざまな部分で運の要素も絡むとのことで、根気のいるレギュレーションとなっています。
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