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サンシャイン水族館が「カワウソに破かれたシャツ」を展示 → その“衝撃の意図”に「説得力半端ない」「インパクトある」(1/3 ページ)

なんというパワー。

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 かわいらしくてペットとして飼われたり、その様子がテレビでも放送されたりしてきたコツメカワウソ。しかし、絶滅危惧種で飼育も困難なことから、近年では「飼うべきではない」(※)とされています。X(Twitter)ではコツメカワウソが飼育に向かないことを裏付けるかのような展示が注目を集めており、記事執筆現在までに約100万件表示され、約1万7000件以上のいいねを獲得しています。

(※)コツメカワウソは以前から密輸が問題になっており、2019年にワシントン条約で国際取引が禁止となりました(参考:「日本アジアカワウソ保全協会」公式サイト)。

 このポストを投稿したのは、サメの生態や環境問題などについて発信しているサメ社会学者Ricky(@shark_sociology)さん。今回は、池袋にあるサンシャイン水族館で見掛けたというコツメカワウソに関する展示の写真を投稿しています。

コツメカワウソの凶暴さが垣間見える展示

 展示は、コツメカワウソに体を拭くために与えたら、かみついてビリビリにやぶかれてしまったというポロシャツの現物です。展示にはコツメカワウソのするどい犬歯が分かる写真とともに「しぐさや見た目とは違う、能力や習性があるのです」との説明が添えられています。

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コツメカワウソにボロボロにされたポロシャツの写真

サンシャイン水族館の展示の説明文

 この展示に対し、サメ社会科学者さんは「カワウソペットの問題を正面から伝えるよりもインパクトあるかも」「こういう試みは好きです」とコメント。また、なぜコツメカワウソをペットにすることが問題なのかを、動画でも丁寧に解説してくれています。

 この投稿を見た人からは「スゴすぎる」「インパクトのある展示ですね!」と展示に興味を示す声とともに、「ペットではない! カフェで飼うものではない! 良い展示ですね」「ペットではありません!」とRickyさんの考え方に賛同する声が寄せられていました。

画像・動画提供:サメ社会学者Ricky(@shark_sociology)さん

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