そうやって立ち上がるの!? ボストン・ダイナミクスの新ロボットが「そうやならんやろ」な起立方法で注目集まる(1/3 ページ)
これは予想外。
アメリカのロボット研究・開発を手掛けているBoston Dynamics(ボストン・ダイナミクス)が同社の公式YouTube(@BostonDynamics)で新型の人型ロボット・アトラスの姿を初披露しました。旧型よりもさらに滑らかとなった動きに注目が集まり、執筆現在までに170万回以上再生されています。
あまりにも予測できない動きで立ち上がる
旧型アトラスは2013年に開発されて以来、そのかわいらしい動きで人々から親しまれてきましたが、先日惜しまれながらも引退。その後継として、今回新型アトラスの姿が発表されました。
動画の冒頭では、新型アトラスがあおむけに寝転がっています。ふいに両足を人間には曲げられないほど体側に折り曲げたと思ったら、そのまま胴体の真横をまたぐようにして両足を床に着けます。そこを支点に、そのままお尻と胴体を垂直に持ち上げて立ち上がりました。
その後、頭部がカメラとは逆側を向いている状態で一度直立しましたが、すぐさまぐるりと頭をこちらに向き直し、後ろ歩きでカメラに歩み寄ると同時に胴体もぐるんとこちらに向きました。関節が360度稼働だったのか!
この動画を見た人からは「他の部分がスムーズに動いているにもかかわらず、体の部分はじっとしていることができるのは、本当にすごいことだ」「この時、人間として360度関節がないことがとても悔しいことに気付いた」と可動領域が広いことや滑らかな動きに感動する声が。その一方で「カメラに向かって真っすぐ歩きながら立ち上がり、振り向く様子はホラー映画のようだった」「彼の立ち上がりは恐ろしい」とあまりにシュールな動きにおののく声や「また会う日まで、アトラス……」と旧型アトラスに別れを告げる声が寄せられていました。
画像はYouTubeチャンネル「Boston Dynamics」(@BostonDynamics)から引用
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