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強酸の中に鶏肉を入れたら…… ゾッとする実験結果が“1900万再生”も納得の衝撃【海外】(1/3 ページ)

通称“ピラニア溶液”。

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 強酸性の液体にお肉を入れたらどうなるの……? そんな実験を試してみた動画がYouTubeに投稿されました。衝撃的な結末が反響を呼び、記事執筆時点で1910万以上の再生回数となっています。

Vaporizing chicken in acid

鶏肉は骨ごと……

 投稿者は、化学の実験動画を中心に投稿しているYouTubeチャンネル「NileRed Shorts」(@NileRedShorts)。

 実験のために準備した強酸性の液体は硫酸と過酸化水素の混合液で、通称“ピラニア溶液”。実験では、ビーカーに注いだこの液体に、針金でぶら下げた鶏の骨付きモモ肉を入れてみます。

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 鶏肉を入れると沸騰しているかのように蒸気と泡が激しく立ち、鶏肉の周囲が茶色に染まっていきます。やがて蒸気と泡はどんどん激しくなり、ビーカーの中で溶液が飛散。幸いビーカーからはこぼれなかったそうです。


ピラニア溶液と鶏肉が激しく反応

 泡立ちが落ち着いてくると溶液は一気に濃い色に変わり、鶏肉の様子があらわに。溶液に完全に浸っていた部分は骨も含めて完全に消失していました。ピラニア溶液は炭素でできたあらゆるものを二酸化炭素に変えてしまうそうです。

 さらに溶液を追加すると、まだ溶けていない部分も浸り反応を始めます。最終的に鶏肉は完全に消失し、吊り下げていた針金だけが残されました。


骨ごと全て消えてしまった鶏肉

 投稿者によると、これは管理された環境で適切に行われている実験であるとのこと。非常に危険なのでマネをしないようにと呼びかけています。

ブラックジョークが飛び交うコメント欄

 骨ごと肉を消失させてしまう“ピラニア溶液”の恐ろしさから目をそむけたいのか、動画のコメント欄には「証拠隠滅」「最高の超悪役が化学に優れている理由がこれだ」「水鉄砲のバトルを激しくしたときにいいね」「シリアルキラー『メモした』」といったブラックジョークが飛び交いました。

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