「カロリー以外を捨てた食品」 油を油で揚げる“フライドバター”作成 → 食べてみた様子があまりにも罪深い(1/3 ページ)
アメリカでは「血管を詰まらせるスナック」と呼ばれています。
5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回は、群馬県前橋市と高崎市にあるホルモン店「ホルモンしま田」による「フライドバター」の調理と実食動画です。「体に悪いものはうまい」とはいいますが、限度がある。
アメリカ人「血管を詰まらせるスナック」
フライドバターとは、バターの周りをアメリカンドッグのような形で生地で包んで油で揚げた料理のこと。アメリカでは、おいしくするためにハンバーガーやピザ、アイスクリームなどが揚げられていることから、ホルモンしま田は「揚げればだいたいおいしくなるので、間違いじゃないです」と断言します。
しかし、そんなアメリカでも、そもそも油であるバターをさらに油で揚げるフライドバターは「血管を詰まらせるスナック」として、不健康な料理の代名詞的存在になっているそうです。
フライドバター作りの最初の工程はバターのカット。アメリカンドッグのソーセージより少し大きいサイズに切りそろえます。
次にカットしたバターにアメリカンドッグ用の串を刺し、いったん冷凍庫に入れます。冷凍庫に入れるのは、そのまま衣を付けて揚げるとすぐにバターが溶け出してくるため。
ホットケーキミックスと牛乳で生地を作ったら、スプーンなどでバターに満遍なく生地をまとわせます。このとき、しっかり生地で包まないと揚げている最中にバターが溶け出してくるとのこと。
「味は抜群にうまいです」
バターを回しながら全体がキツネ色になるまで揚げれば完成です! 早速食べてみると、溶けたバターが皿にしたたり落ちてきて、「味は抜群にうまいです」という感想が。
さらに、生地をかみしめるとバターが染み出してきて口の中がバターの大洪水になるといいます。バターがたっぷりしみこんだホットケーキが好きな人なら、好きな味かもしれません。
気になるカロリーはざっと計算して、1本あたり1000キロカロリーは余裕で超えそうです。さすがのカロリー爆弾……!
どれだけおいしくてもカロリー的には問題がありそうなこの料理に対し、「シンプルにやばい料理」「発想がヤバいわ」「これは(命が)飛ぶな」「これだけで何キロカロリーだよ」「冬山でもこれ一本で助かりそう」「カロリー以外を捨てた食品だなぁ」などのコメントが寄せられています。
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