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“肩たたき券の偽造防止”をガチ考察 → とんでもない姿になっていく肩たたき券に「くだらないのにためになる」「ちゃんと勉強になるのすき」(1/3 ページ)

どんどんパワーアップしていく肩たたき券に注目。

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 2024年ももうすぐ母の日というタイミングで、肩たたき券が偽造されないか心配でたまらない人向けのコピー対策動画がニコニコで公開され、「くだらないのにめっちゃためになる」「勉強になる」と好評です。

どうすれば「肩たたき券」の偽造が防げるのか?

AMP 非対応のコンテンツです。こちらからご覧ください。

紙幣のようになっていく肩たたき券

 投稿者は、技術系の解説動画やユーモラスなネタ系動画を公開している「ラムダ技術部」のラムダさん(X/Twitter:@yoidea)。主に紙に手書きして発行される「肩たたき券」について、知恵を蓄えた大人たちに偽造や不正利用されないためにできる対策を考えています。

上から紙を重ねてトレースすると簡単にコピーできてしまう

 まずは簡単にトレースされてしまうのを防ぐ方法です。1つは、特徴のある素材(紙)を使うこと。模様入りや、ティッシュ箱の一部を使うことで、同じ素材を購入するといった一定のコストをかけさせることが可能になります。

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偽造を面倒くさくする方法が一つ

 印鑑やサインも有効ですが、現代のコピー機は優秀なので、カラーコピーされてしまうとパッと見で見分けるのは困難なレベルに……。そこでコピー機の弱点を突くべく登場するのが「ホログラムラベルシール」。角度によって見え方が変わる反射素材を使うことで、真正面から読み取るスキャナーでは正しく読み取れなくなるとしています。

 さらに立体的なシールを貼るのも、同じ理由で対策になります。自然と見た目が紙幣のようになってる……?

レーザープリンタのトナーでは反射を印刷できないので効果は抜群なんだとか

 続いて不正利用に関する対策です。まず肩たたき券の価値について、肩をたたく約束を守るという信用によって成り立っていること、発行しすぎると「本当にたたけるの?」と信用を失って価値が暴落する恐れがあることを解説。そのため「100回たたく」などの約束は明確に書くことが重要だといいます。

肩たたき券の信用と価値の決まり方を解説

 他にも期限設定、使用時に“使用済みの印”を押す、半券を付けて使ったら切り取るといった不正利用対策も。勝手に「0」を足されて回数を改ざんされるのが心配な場合は、「通し番号を振って、番号に対応する回数を管理しておけば改ざんがないかをチェックすることができます」とのこと。もはやここまでしないといけない親子の信頼関係が心配になってきた……。

不正利用を防ごうとすると管理コストも増加することが分かる

 ちなみに最後には、ランダムな番号で管理できる専用のシステムも開発し、誰でも使えるように公開していましたが、その後すぐに利用上限に達してしまったことを報告しています。みんな肩たたき券の不正利用で困っていたのか(?)。

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専用のシステムも開発するガチっぷり

 視聴者からは「どんな家族やねん」「孫がここまで凝った肩たたき券を渡して来たらちょっと怖い」なんてツッコミから、「ちゃんと勉強になるのすき」「(紙幣のホログラム等に)そういう意味があったんスねえ!」といった声が寄せられ、「凝ってるなあ、肩だけに」とうまいこと言うコメントも。

 ラムダ技術部は以前にも、市販の「お菓子の家キット」で高層ビルを建造する動画(関連記事)や、コストをギリギリまで削減した「限界節約カツ丼」を作る動画(関連記事)などが話題になりました。

動画提供:ラムダ技術部(ニコニコYouTube)さん

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