死んだはずのスズメバチ、お尻をよく見てみると…… 「亡者の執念発動してますね」「だから怖いんだよな」油断できない生命力におののく声(1/3 ページ)
おなかからちぎれていても刺されます。
死んだはずのスズメバチの毒針が……。死んだからといって決して油断できないスズメバチの生態をとらえた動画がX(Twitter)に投稿されました。その衝撃的な姿が反響を呼び、原稿執筆時点で97万件以上表示され、4000以上のいいねが集まっています。
死んだはずのスズメバチが動いてる……?
投稿者は、静岡県の山奥に住み映像の仕事をしている小林成彦(@naru422)さん。
小林さんの別投稿によると、子どもの遊び小屋に出入りするスズメバチを目撃。時期的に初期の巣作りの可能性を考え、停止したところをたも網で捕獲し、頭部を厚めの長靴で踏んで対処しました。
動画はネットの上ですでに死んでいるスズメバチを捉えていますが、よく見るとお尻のあたりが動いているような……。
毒針が動いている!
子どもの「いたね!」という無邪気な声も聞こえてくる中、カメラがズームアップしていくと、お尻の部分が開閉し、飛び出した毒針がチロチロと動いています。
お尻の部分はもぞもぞと動きつづけており、死んいでるなんてとても思えません。
このように、スズメバチは死骸であっても、体がちぎれて腹部と針の部分だけになっても反射的に毒針が動いて刺されることがあるので注意が必要です。死んだハチであっても子どもには触らせないほうがいいでしょう。
投稿した小林さんも、「死してなお毒針が稼働するスズメバチ……! 油断できませんね」と注意を喚起しています。
実際の被害例も多数寄せられる
死後もなお毒針で刺そうとするスズメバチの姿に、「怖い」 「虫って凄いなぁ」 「怖さも相待ってどえりゃー神秘的です」と驚きの声が。
また、「子供の頃友達が『腹部』だけ残ったスズメバチ触ってて刺された危険」「これに刺されてめちゃくちゃ痛かったです」「子供が小さいころ公園で落ちてた死骸拾って刺されて大騒ぎに」と実際の被害例も多く寄せられています。
これからの季節、スズメバチの活動時期に入っていきます。スズメバチに出会ったときは、速やかにその場を離れるなど身の安全を守ることに注力するとよいでしょう(参考:厚生労働省Webサイト「蜂刺され災害を防ごう」)。
画像提供:小林成彦|見習い猟師カメラマン(@naru422)
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