穏やかに暮らす引退競走馬、大好きな人間の子どもを見つけた瞬間…… 涙が出そうな優しい光景に「可愛いすぎる2人」(1/2 ページ)
平和そのものです。
引退競走馬が小さな子どもを見つけると……。優しい光景を捉えた動画が、YouTubeチャンネル「しりある【ツルマル様のシモベ】」に投稿されました。記事執筆時点で動画の再生回数は35万回以上、高評価は2300件を超えています。
子ども大好き「きんちゃん」
今回の動画の主役は引退した競走馬の「きん」ちゃん。きんちゃんは以前にも、食べ物を口にしたときの顔芸で話題になりました(関連記事)。大きくてくりっとした目が、とてもおだやかな雰囲気を出しているきんちゃん。乗馬クラブのスタッフさんによると、きんちゃんは馬や人だけでなく、ワンコやニャンコなど誰とでも仲良くなれる性格とのこと。
競走馬としての仕事は終えましたが、優しいスタッフさんやたくさんの友達に囲まれ第二の馬生を楽しんでいるようです。そんなきんちゃんが大好きなことはお食事やお散歩・放牧の時間、そして子どもです。
ある日きんちゃんは、スタッフさんに連れられて広い馬場にやって来ました。散歩したり砂遊びにチャレンジしようとしたりと、とてもリラックスした様子を見せます。ところが急に様子が変わり、くるっと方向転換。どうやら“ある気になる存在”を見つけてしまったようです。きんちゃんの視界に入ったのは……?
あふれる優しさ
そう、大好きな子ども! 柵の向こう側に大好きな子どもを見つけてしまい、急にソワソワし始めます。いても立ってもいられず、思わず自分から近づくきんちゃん。のんびりとしたリラックスタイムよりも優先していることから、どれだけ子どもに興味を持っているかが分かります。もしかしたら競走馬をやっていたころは、小さなファンがたくさんいたのかもしれませんね。
そしてパカパカとゆっくり後を追い、ついに子どもとご対面します。しかし大きな動作をしたり声を出したりすることはありません。となりに立ってもあくまでゆっくりと接し、自分に害がないことをアピールしているようです。子どもに静かに顔を近づけているのも、そんな気持ちのあらわれなのでしょうか。大好きな相手やものを見るとついはしゃいでしまいがちですが、グッと抑えているところにきんちゃんの優しさを感じます。
また遊ぼうね
寄り添い見守ってくれていたきんちゃんですが、残念なことに子どもは公園に向かったため楽しい交流はここで終わってしまいます。次回はもっと長い時間一緒にいられるといいね、きんちゃん。コメント欄には「人間の子供までお相手できるなんて凄いコミュ力だぁ!」「子供みたら自分から会いに行く可愛いお馬さん」「馬って、自分より小さき生物に対して優しいような気がする。自分の大きさと強さを理解してるんだろうな、と」「子供にも優しい陽気なきんちゃん!」といった声が寄せられています。
なお今回登場した子どもは元スタッフの子どもで、馬についてよく教えられ慣れている子です。もちろん保護者も近くにおり、すぐ駆け付けられる距離で見守っていました。本動画は馬との信頼関係のもとで撮影しています。馬と関わる際は必ずクラブスタッフの指示に従いましょう。
きんちゃんをはじめとした馬たちの様子は、YouTubeチャンネル「しりある【ツルマル様のシモベ】」や X(Twitter/@tsurumarusimobe)で多数公開中なので、馬好きの人はのぞいてみてはいかがでしょう。
画像提供:YouTubeチャンネル「しりある【ツルマル様のシモベ】」さん
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