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「防水スプレーは必ず風通しの良い屋外で」メーカーが注意喚起 過去には死亡事故も発生(1/3 ページ)

吸い込むと呼吸困難や中毒症状を引き起こす恐れがあります。

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 防水スプレーが役立つ梅雨どきを前に、メーカーのセメダインが「使用時は必ず風通しの良い屋外で」と、X(Twitter)で注意を呼びかけています。

使い方を誤って死亡した前例もあるので、吸い込まないように外で!(画像はセメダイン公式Xより引用)

過去には死亡事故も

 セメダイン公式Xは「大雨なので防水スプレー使おうとしているみなさま~! 必ず風通しの良い【屋外】での作業をお願いいたします…!!!」と屋外での使用を呼びかけるとともに、「吸い込むと呼吸困難を引き起こす恐れがあります( ;ω;) ちなみに、誤った使用を防ぐためにわざと独特なニオイにしているのです(`・ω・´)」と防水スプレーの危険性を伝えました。

 国立保健医療科学院公式サイトの情報によると、防水スプレーに含まれる溶剤は神経系中毒症状、はっ水剤樹脂を含む噴霧粒子は呼吸困難などの原因になります。過去には死亡事故も発生しており、使い方を誤ると非常に危険なのです。

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 セメダインの注意喚起を受け、ユーザーの間では「事故死した人がいるレベルの案件だからマジで守ったほうがいい」「子どもや小動物は少量でも中毒の恐れが」など、あらためて関心を呼ぶこととなりました。

 スプレー缶の使用については、消費者庁も密閉空間での使用を避けるよう、以前から注意喚起をしています(関連記事)。また、高温多湿の場所への保管や火の近くでの使用も、火災や爆発事故につながると警告されています。

守るべき防水スプレーの使い方
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