保護した子猫から“大量の虫”→慌てて病院へ行ったら…… ヒヤッとする診察結果に「緊急事態発生でしたね」「大事に至らず本当に良かった」(1/2 ページ)
飼い主さんの対応がすばらしい。
雨の日に保護した子猫姉妹のおしりから大量の虫が出てきて、慌てて病院へ連れて行った結果がYouTubeチャンネル「Pastel Cat World」に投稿されました。少々パニックになりながらもすばらしい対応をした飼い主さんには、4000件をこえる高評価と多数のコメントが寄せられています。
雨の日に保護、家族の一員となった子猫にとんでもないことが……!!
投稿主であるドラ吉さんのお家には、好奇心旺盛なおてんばお姫様「ネコ吉」ちゃんとその弟分で元野良の保護猫「ボス吉」くん、そして雨の日に保護した「あずき」ちゃんと「さくら」ちゃん姉妹が暮らしています(関連記事)。
あずきちゃん&さくらちゃん姉妹を保護したあと、自分たちが飼うべきか譲渡するべきか葛藤し、苦しみ悩んだというドラ吉さん夫妻。葛藤の末に2匹を飼うことを決めて名前を付け、さぁこれから子猫たちとの生活が始まるぞ! そう思った矢先、子猫にとんでもない事件が起きてしまったのです。
子猫のうんちとおしりに白いものが……
子猫に起きたとんでもない事件、それは……虫が出てしまったこと!なんとさくらちゃんのおしりにうねうねと動く米粒のような白い虫がついていて、うんちにもたくさんの虫がついていたのです。
しかも血便になっていることに気付いたドラ吉さんはプチパニック。子猫たちと半年に1回の定期血液検査を受けるボス吉くんを連れ、慌てて動物病院へと向かいます。
うんちを持参して朝一番で動物病院にやってきたドラ吉さん。この地点で子猫たちは元気で、いつも通り食欲もあったといいます。診察の結果ボス吉くんの血液検査に問題はなく、子猫たちも命に関わるような状況ではなかったそうです。
獣医師さんの診察によると、子猫のおしりにくっついていたのは「瓜実条虫(うりざねじょうちゅう)」という虫とのこと。瓜実条虫が寄生したノミを飲み込むことで感染する、寄生虫の1種なのだそうです。
瓜実条虫の場合、虫下しを1回飲むだけで虫は全部出るとのこと。便検査では見つかりにくく、今回の子猫たちのようにおしりやうんちについていて発覚することが多いものの、発症しても命に関わることにはならないのだそうです。
子猫たちは恐らく外で暮らしている時に感染し、以前飲ませた虫下しでは出きらず体の中に残っていたのではないかと推測するドラ吉さん。とはいえ室内にノミがいる可能性も否定はできないため、念のために猫部屋を徹底掃除することに。
キャットタワーに念入りに掃除機とスチームクリーナーをかけ、ボロボロになった麻紐を巻き替え、さらにダニがいなくなるスプレーをかけ……ノミがいる可能性がある部分を徹底的に掃除していきます。キャットタワーのお手入れは楽ではないと言いつつ、猫たちのために努力を惜しまないドラ吉さんの姿勢は本当にすてきです。なおその後、子猫のうんちに虫が現れることはなかったそうです。大事にならなくて本当によかった……!!
「いい飼い主さんでよかったね」「大事にならなくてよかった」の声
こちらの動画には「すぐ気づいて病院連れて行ってくれる飼い主さんで良かったね」「大事には至らなかったようでほっとしました」といった、たくさんのコメントが寄せられています。
ドラ吉さんは同チャンネルとInstagramに、一緒に暮らす猫たちの様子を投稿しています。
画像提供:YouTubeチャンネル「Pastel Cat World」
(三日月 影狼)
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