2年かけて金箔やメッキを集める→完成した“1本の延べ棒”が1466万表示 夢あるビフォーアフターに「ロマンある―!」「継続は力なり」(1/3 ページ)
すごーい!
わずかな金を集めてインゴットに精錬したビフォーアフターの写真がX(Twitter)に投稿されました。記事執筆時点でこの投稿の表示数は1466万件を突破し、“いいね”は7万6000件を超えています。なお、投稿には「基盤」とありますが、正しくは「基板」となります。
2年で集めた金が……
投稿者はCHACO(@teru2028)さん。2年前から基板や金メッキなどからわずかな金を剥がして集め、専門店に精錬を依頼。ついに100gのインゴットが完成しました! 夢のあるビフォーアフターの写真が話題になっています。
100gのインゴットに!
ポストに投稿された画像にはボトルに金がぎっしりと入っています。これはCHACOさんが地道に基板や金メッキから剥がし集め、水に漬けて薬品を落としている過程のもの。実は、今回インゴットとなった金箔の記録写真は携帯電話が壊れたことで消えてしまったとのことで、この画像は次の目標のために集めている現在のものだそうです。
完成したインゴットには純金であることを示すフォーナイン「999.9」がしっかりと刻まれています。100gといえばスマートフォンよりも軽くサイズは5センチに満たないことも多いものですが、手の平での存在感はばつぐんです。金の輝きがまぶしいですね!
金を剥がす作業は高度な作業を必要とするため、CHACOさんは正しい知識をもとに適切に処理を行っています。過程で出る廃棄物の処理には注意も必要なため、もしも挑戦したい場合は入念な下調べが必要であることを留意してください。また、専門性の高い工程は井島貴金属精錬株式会社に依頼したそうです。
夢がある
投稿には「やはり廃棄PCや廃棄携帯は宝の山っ・・・」「浪漫はプライスレス!! お疲れ様でした(((o(*゚▽゚*)o)))」「2年で100gは夢がありますね。凄いです!継続は力なり。」「すごいー!自分で集めた自分の金って素敵だな~」といった声が寄せられました。スマートフォンやパソコンなどの基板から取れる金の量は0.1gにも満たない量だといいます。100gを集めていくのは果てしない作業ですが、まるで宝探しのように胸が躍りますね。
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