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カプコン「マブカプ」Switch移植に木梨憲武デザイン「憲磨呂」がいないと話題に 公式回答は「ノーコメント」(1/3 ページ)

いろいろと“難しい”キャラとして一部で有名です。

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 カプコンは6月18日、「MARVEL」と「CAPCOM」のタッグ作を7タイトル収録した「MARVEL vs. CAPCOM Fighting Collection: Arcade Classics」を2024年内に発売すると発表しました。キャラクター「憲磨呂」(のりまろ)が削除されているのではないかとSNSなどで話題になっています。ああ……いろいろと察してしまう……。

シリーズファン歓喜のタイトルですが……
「MARVEL vs. CAPCOM Fighting Collection: Arcade Classics」

木梨憲武さんデザインで生まれた異色キャラ

 憲磨呂は、1997年に稼働したアーケードゲーム「Marvel Super Heroes Vs. Street Fighter」にいたキャラクター。非常にコミカルな顔に学生服を着た、およそMARVELともストリートファイターとも思えない独特なデザインが特徴です。

「Marvel Super Heroes Vs. Street Fighter」プレイ画面

 それもそのはずで、このキャラは「とんねるずの生でダラダラいかせて!!」の企画で生まれた完全オリジナル。カプコンが木梨憲武さんに依頼して作成されたもので、デザインやキャラクターボイスを木梨さん本人が担当しています。

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 使用する技も駄々っ子パンチで前進するものやカバンから取り出したものを投げつけるなど、非常にコミカル。生まれた経緯を含め当時の対戦格闘ゲームとしては非常に異色な存在で、稼働当時は大きな話題になりました。

マーベル社に怒られた

 しかしこの憲磨呂、マーベル社に話を通さず作成されたため、「こんなキャラが出るとは聞いていない」と拒否されることに。その結果、海外版では登場せず、日本版でのみ登場する特殊なキャラとなりました。

元カプコンの岡本吉起さんが詳しく語っています

 また誕生した経緯から権利関係も複雑になっているとされており、さまざまな意味で“難しい”キャラとなっています。

そして未登場へ?

 稼働から27年を経て、Switchへ移植されることになった「Marvel Super Heroes Vs. Street Fighter」。一部のファンは憲磨呂復活かと注目したのですが……公式サイトのキャラクター一覧などには、その姿はありませんでした。サイト上には「オリジナル版からの変更点」の記述がありいくつかの変更点が記載されているのですが、そこにも憲磨呂については書かれていません。

 変→「変更点に書かれていない以上実は登場する可能性もあるのか」とカプコンに問い合わせてみましたが、回答は「ノーコメント」とのこと。キャラクター一覧にいない以上は消えているのではないかと思われますが、真相は発売を待つしかなさそうです。

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(C) 2024 MARVEL (C)CAPCOM

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