和菓子屋の店主、バイトに難題“はさみ菊”を切らせてみたら…… 282万表示を集めた衝撃のセンスに「すごすぎんか」「天才!?」(1/3 ページ)
才能が開花した瞬間。
和菓子屋のお手伝いで来てもらっていたバイトの子に“はさみ菊”を切らせてみたら……。驚きの仕上がりを捉えた写真とエピソードがX(Twitter)に投稿され、記事執筆時点で282万件表示を突破、4万9000件以上のいいねを獲得。「コレは凄い」「センス有り過ぎじゃない!?」と反響を集めています。
和菓子屋を営む投稿者さん
投稿者は「和菓子處 吉祥庵」(寒川町・倉見駅前)の店主・黒田 和比古さん(@kurokazu_45)。以前は、ぷくーっと膨らんだ「ふぐ」の和菓子を紹介した投稿が人気を集めていました(関連記事)。
そんな黒田さんは、昨年末から同店でアルバイトを雇っており、週に1回ほど製造補助としてお手伝いに来てもらっているとのこと。また、黒田さんが和菓子教室の講師をした際、バイトの子が「私も行きたかった」と興味を示していたのをきっかけに、ご褒美タイムと称して、希望に応じて仕事後に練り切りを何個か作らせてあげていたといいます。
バイトの子に“はさみ菊”を教えることに
バイトの子がオカメインコを模した和菓子を切るのが上手くなってきたある日のこと。黒田さんは「練習にもなる」と思い、試しに“はさみ菊”を切らせてみることにしました。和菓子界の中でも高度な技術が必要とされているはさみ菊。1個目は1段目を黒田さんが切り、続きから重ねるように切る指導をした結果……。なんと初めてにも関わらずはさみ菊ができてしまったそうなのです……!
その後もバイトの子は、練習しているうちにめきめきと腕を上げていきました。そして今回話題になった投稿の写真は、練習を含め4個目に作ったというはさみ菊。その出来栄えは、すでに店頭に出せそうなほど美しく精巧な仕上がりで、まだ切り方を習ったばかりとは思えません……!
プロ並みの技術に反響が寄せられる
この出来事について黒田さんは「正直、私の専門学校時代に初めて切ったはさみ菊より上手かったので、あまりにびっくりした」とのこと。もしかしたらバイトの子は、和菓子界の逸材かも!? コメント欄にも「初めての菊切りでこのクオリティ!? 素晴らしい!」「めちゃくちゃ綺麗ですね!!」「バイトでこの腕前は凄い」「将来有望な職人になりそう」「後継者爆誕w」といった驚きと称賛の声が続出しています。
「和菓子處 吉祥庵」では、他にもかわいらしいインコの形をした上生菓子など、目でも楽しめる和菓子が満載。気になる人はX(Twitter/@kurokazu_45)とInstagramアカウント(kurokazu0714)に遊びにいってみるとよさそうです。
なお、はさみ菊はX(Twitter)やInstagramなどDMでの予約や発送は承っておらず、店頭への電話で直接問い合わせ&来店を受け付けているとのこと。要冷蔵で日持ちは翌日までとなるため、購入時は保冷剤、保冷バックやクーラーを持参の上、7月以降であれば注文を受けられるそうです。
また、お菓子は基本的に店頭販売のみで、ネットから購入可能になるのは年に数回ほど、InstagramアカウントやXにお知らせを出したときのみとのことです。
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