「レベルが違う」「東京の方が……」 パリ五輪開会式の“斬新な演出”ネットで議論に 東京大会と比較の声も(1/3 ページ)
刺激的な演出が印象的でした。
パリ五輪の開会式が7月27日未明(日本時間)に行われました。パリ・セーヌ川周辺を舞台にした派手な演出が印象的な式となったことで、ネット上ではコロナ禍で行われた前回・東京大会の開会式と比較する声が相次いでいます。
東京大会では「ドラクエ入場」「ピクトグラム」話題に
これまで五輪の開会式はスタジアムの中で行われてきましたが、今回は初めてスタジアム外での開催となりました。各国の選手団はセーヌ川を船で進んで入場。聖火リレーにはサッカー・元フランス代表のジネディーヌ・ジダンさんらが参加し、米歌手のレディー・ガガさん、病気療養中だったカナダ人歌手のセリーヌ・ディオンさんら国外出身のスターが歌声を披露するなど、世界的スターが相次いで登場しました。
また、斬首されたマリー・アントワネットとみられる衣装をまとった女性が歌唱するシーンや、セーヌ川に巨大な顔パネルが登場するなど、視覚的なインパクトの大きな演出も目立ちました。
なお、コロナ禍のため無観客開催となった2021年の東京五輪の開会式では、選手入場時に「ドラゴンクエスト」などのゲーム音楽がBGMとして起用されたり、大会競技のピクトグラムを身体で表現するパフォーマンスが披露されたことが話題になりました。
パリ大会と比べると「おとなしめ」の印象があった東京大会の演出ですが、ネット上では「レベルが違う」「開始10分で既に東京オリンピックを超えてる」「この調子の東京オリンピックの開会式見たかった」と、パリ大会の壮大な演出を引き合いに比較する声が続出。
一方で、今回の開会式では刺激的な演出が多かったことなどもあってか、「好き嫌い分かれる」「選手団入場に関しては東京五輪の方が好き」「正直東京オリンピックの開会式の方が良かった」と、東京大会の演出を再評価する声も一部では聞かれています。
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