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ワニのような見た目の希少生物を使って完成した料理に「美味そう!」「食べてみたい」 30年間求め続けた味に注目が集まる(1/2 ページ)

希少な魚を丸ごとおいしく料理!

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 漁港で働く男性が「1度食べてみたい」と、30年間求めていた“ワニのような見た目の生物”をさばいてみた動画がYouTubeで公開されました。気になる味に「食べてみたい」などのコメントが寄せられ、動画は11万再生を超えています(記事執筆時点)。

「30年間食べたかった」生き物とは?

 投稿したのは、“へんな魚おじさん”が運営するYouTubeチャンネル「へんな魚おじさんの寝言【Weird Fish Dude & Beard Brother】」。愛知県でトップの水揚げ量を誇る豊浜漁港の一般向けの市場「魚ひろば」で働いており、同チャンネルでは変わった魚を紹介しながら、魚のおいしさを伝えています。

 へんな魚おじさんがずっと食べたかったという魚の正体はワニゴチ。名前の通り口がワニに似ているコチ科の魚です。今回たまたま手に入ったのは約1.2キロと大きなサイズで、なかなか迫力があります。

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口の先が狭くて長いワニのようなワニゴチ
立派なサイズとついに出会えました!

 一緒に出演している“ヒゲの兄貴”さんの前で、早速丁寧にさばいていくと、同じコチ科のマゴチと比べて全体的にかたいとのこと。筋肉質で厚い身は、主にお刺身、あとは蒸し鍋に。肝や卵、塩でもんだ胃袋も鍋にいれていきます。頭部はまるまる別で煮ているのですが、まるで川で獲物を追うワニのような見た目になっています。さすがワニゴチ……!

さばいていく様子。身も名前通り少しかためのようです
見た目が完全に川を泳ぐワニ……!

 完成した3つの料理、煮付け、蒸し鍋、お刺身はどれもおいしそうでおなかが空いてきます。実食タイムでは、煮付けの頬肉は身がふわっとしていて「うまい」と2人から高評価。次にお刺身を食べると、へんな魚おじさんが「マジ! マジ! マジ!」と驚いた様子でおいしさを伝え、ヒゲの兄貴からも食べてすぐにグーサインが飛び出します。

ワニゴチの頭部を使った煮付け。頬肉がやわらかそうです
しっかりした身がおいしそうなお刺身

 へんな魚おじさんは「今まで食べたコチで一番好き」と大満足。さらに蒸し鍋も身がほどよいかたさで「火をいれるとまたうまいな」と、どの料理もおいしいという結果に。

蒸し物には肝や卵も入っています

 コメント欄には「ワニゴチ初めて聞いた!」「ええ?! 美味いんですね!」と、ワニゴチを食べてみたくなった人の声のほか、「ここまで太った個体があんまおらん」「探してみます」といった声も上がり、「ワニゴチもイネゴチも大好きです」と、普段から好んで食べている人の声もみられました。

実食タイム
“ヒゲの兄貴”にも好評でした
伝わる人にしか伝わらない独特な表現の食レポも

 同チャンネルでは珍しい魚のほか、脂の乗った魚や、一般流通していないけれどおいしい魚などを紹介。情報はX(Twitter:@_Sakana_Ojisan)Instagram(@_sakana_ojisan)でも発信しています。

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動画提供:YouTubeチャンネル「へんな魚おじさんの寝言【Weird Fish Dude & Beard Brother】」さん

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