おかんに「ロックマンみたいな曲作れる？」と聞いてわずか5分後……　驚がくの完成曲に「ご飯感覚で作曲するじゃん」「お母さん何者!?」（1/2 ページ）

　お母さんに、あるゲームのイメージに沿った作曲を頼んだ投稿者さん。5分後に出来上がった曲がTikTokに投稿され、その完成度の高さが話題に。記事執筆時点でこの動画の再生数は215万2000回を突破し、獲得した“いいね！”は4万5000件を超えています。ゲームシーンが頭に浮かぶようです……。

「ロックマンみたいな曲」をお願いした5分後……

　TikTokユーザー、おかんP（@okanp2024）さんのアカウントに投稿された動画です。

　シンセサイザーやモニターの前に座るお母さんに、息子さんらしき人物が「おかん！　ロックマンみたいな曲作れる？」と尋ねたところ「うんまあ作れるけど」とさらっと回答。架空のタイトル「ソニックマン」をテーマにお願いすると、なんとたった5分ぐらいで作れるとのこと。「じゃあ作って」というと「よっしゃ」と快諾してくれました。

　そして5分後に「できたで」と呼ばれて行ってみると……。お母さんが5分で作り上げた曲は、メロディアスなシンセサイザーの音色が軽やかに響く、SF感あふれるテクノポップな1曲！　未来的でなおかつどこか懐かしい、心を揺らすその旋律は、まさにロックマンのイメージにぴったりです。すごい……。

「おかん」の正体は作曲家・藤田晴美さん！

　投稿のコメント欄には「『ロックマン』がデータベースにちゃんと入ってる時点で素敵おかん」「ご飯感覚で作曲するじゃん『できたで～』って笑」「最後の余韻がロックマン知ってるなw」「おかん何者なんや」といった驚嘆の声が寄せられています。

　実は「おかん」の正体は、元カプコン所属の作曲家・藤田晴美さん。「ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!?」「ファイナルファイト」「魔界島」など、数々の名作ゲームの楽曲や、「魔界村」の効果音を手掛けたベテランです。その豊富な経験と知識が、今回の“5分で完成した楽曲”の卓越した品質に反映されています。

　藤田さんはこの他にも、「○○みたいな曲作れる？」「できたで～」というフランクなやりとりと完成したお見事な曲を、TikTokアカウント（@okanp2024）で公開中。

　現在はフリーの作曲家として活動しており、X（Twitter）アカウント（@soundfujita）やInstagramアカウント（@hanmi61）では幅広いジャンルの音楽作品を投稿しています。