アフリカヤマネの赤ちゃん、“お尻から何か出ている”と病院に行くと…… 驚きの診断結果に「まさかだった」「そんな事例もあるのか」(1/3 ページ)
出ていたのはそれだったのか……!
赤ちゃんアフリカヤマネのお尻から何かが出ている……? 獣医師が診察する様子を捉えた動画が、YouTubeチャンネル「夜の獣医師ゆってぃー」に投稿されました。動画は記事執筆時点で31万再生を超え、「まさかのそっちかい! って結果でよかった」と反響が寄せられています。
アフリカヤマネの赤ちゃんがやってきた
この日、獣医師のゆってぃー先生のもとにやってきたのは、アフリカヤマネの赤ちゃん。その理由は、アフリカヤマネの「お尻から何か赤いものが出ている」というものでした。アフリカヤマネの体重は、量ってみるとわずか10.1グラム。まだ小さいので意識状態や栄養状態なども合わせて診ていくこととなりました。
お尻から出ていたものは……
ゆってぃー先生によると、アフリカヤマネのお尻から出ていたのは「陰茎」とのこと。出てから24時間経過しているということで、生理食塩水で保湿しながら綿棒で戻していきます。
その後は再脱出がないかどうか院内で様子見。アフリカヤマネは非常に警戒心が強い動物でかまれてしまうこともあるそうですが、この子は人が大好きなようで、リラックスしながらゆってぃー先生の腕に乗っています。とってもお利口さん!
またアフリカヤマネの口元を診てみると、生まれつきの不正咬合を発見。今は食欲に影響はなさそうですが、のちのち切った方が良いのだとか。
しばらく様子を見ましたが、陰茎の再脱出が見られなかったことから、この日はお家に帰れることになりました。ゆってぃー先生は「このぐらいの小動物はお尻から何か出ることが多いですね」と話しつつ、「出てたのが直腸じゃなくて良かったです」と、ひと安心です。
予想外の診断結果に「まさかだった」の声
ちなみに今回受診したアフリカヤマネの男の子は、アフリカヤマネの女の子と同居していたそうですが、興奮してしまうためお家を別々にし、かかりつけ医の方にもらった薬を投薬したところ無事に治ったとのこと。今は元気に過ごしているそうですよ。何事もなくて良かった~!
動画には「こんな小さい子の直腸どうやって戻すんだろう……ってソワソワしながら見てたら、まさかだった」「そんな事例もあるのかと勉強になりました」と、最初は直腸脱を予想するも、診断結果に驚きや安堵する人が続出。
また「エキゾを普通に診てくれる先生は飼い主にとってはホント神以外何者でもない」「アフリカヤマネ可愛すぎる」という反響や、「治って良かった」「元気に健やかに育ってね」などのあたたかい声も多く寄せられています。
ゆってぃー先生が院長を務める、犬・猫・エキゾチックアニマルを診察する24時間年中無休の救急動物病院「港区動物救急医療センター芝アニマルクリニック」の詳細は、公式Webサイトや同病院のInstagram(@shiba_animalclinic2023)にて確認できます。
また、先生の活動はYouTubeの他にも、Instagram(@yinanobe)やTikTok(@nolimitvet_yutty)でも発信中です。
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