「なにこれ」 奈良のホテルに宿泊→“意外な形”のアイテム発見 「え!! 欲しいー!!」「めっちゃセンスいいなあ」(1/3 ページ)
こんなにかわいかったのか。
奈良県内のホテルの部屋に置いてある意外な形のアイテムがX(旧Twitter)で話題になっています。
「部屋に居ながらにして奈良が体感できますね」
投稿したのは、奈良好きのXユーザー・広海(@hiroiumichan)さん。「ホテル日航奈良さんのお部屋の古墳クッションが可愛くて癒される」と添え、ソファに置かれた大小2つのクッションの写真を公開しています。
クッションは古墳の1つ「前方後円墳」の形をしており、歴史的建造物の多い奈良ならではのアイテムです。カラーは、大きい方がグリーン、小さい方が淡いブラウンと、落ち着いた印象を与えます。
奈良のホテルらしい前方後円墳型クッションに、コメント欄などでは「なにこれかわいい」「え!! 欲しいー!!」「部屋に居ながらにして奈良が体感できますね」「地域独自の歴史に愛を感じますね」「めっちゃセンスいいなあ」といった反応が寄せられています。
2017年6月ごろから少しずつ客室に
クッションを製作したのは、椅子張り職人のフクトククニヲ(@cosmicrechair)さん。前方後円墳型以外の古墳クッションも手掛けています。
フクトクさんは、50歳を目前にサラリーマンを辞め、椅子の張り替えの仕事に就くため2年ほど専門学校に通い、2012年5月に「宇宙椅子 cosmic re-chair」を開業。出店したイベントをきっかけに、古墳クッションの製作を始めたといいます。
古墳クッションの販売開始は2013年2月。ホテル日航奈良には2017年6月ごろから少しずつ客室に置かれているそうで、フクトクさんは「いま話題になっていることに非常に驚いていますが、ありがたいと思っています」とコメントしました。
「置き方が逆」という意見も……
部屋で存在感を放つ前方後円墳型クッション。よく見ると、後円部を上にして置いてあります。
ホテル日航奈良によると「置き方が逆では?」との意見をもらうことがあるといい、「前方後円墳なので、後円部を下に置くか、または横に寝かせて置くことが正しい姿だと認識している」と説明しています。
その上で、「宇宙椅子」の工房や、店舗でのディスプレイ方法に合わせ、後円部を上にした安定感のある置き方にしているそうです。あくまでもインテリア雑貨として楽しむのが良さそうですね。
古墳クッションは、「宇宙椅子」のオンラインショップ、ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」などで取り扱っています。
画像提供:広海(@hiroiumichan)さん
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