「愛がすごすぎる!」 “観賞用エアコン”コレクションが家電量販店の倉庫状態で話題 メーカーも驚きの反応(1/3 ページ)
三菱電機「霧ヶ峰」のコレクターさんが存在した……。
観賞用にエアコンを収集している人の部屋の写真がX(Twitter)に投稿されました。まるでエアコン倉庫のような光景が反響を呼び、記事執筆時点で32万回以上表示され、約2500件のいいねを集めています。
90台の霧ヶ峰が並ぶ壮観さ
投稿者は、趣味で三菱電機ルームエアコン霧ヶ峰をコレクションしているというたまも(@/TamamofuFox)さん。
「かなり増えて部屋全体が霧ヶ峰エアコンでほぼ埋まりました とても良い眺めです」と満足げに投稿された写真では、室内機と室外機が一緒に室内にズラッと並べられています。
よく見ると、柱にはリモコンや、リモコンがない時代の有線コントローラーの姿も。全部で90台あり、全ての室内機と室外機は電源に接続済み。送風のみですが、きちんと動くようになっています。すごい……。
三菱電機の公式アカウントも反応
「#観賞用エアコン」というレアなハッシュタグとともに投稿されたコレクションに対しリプライでは、「あ……愛がすごすぎる!」「こういうコレクターが居ると知るだけでうれしい気持ちになります」「新しい博物館」「世の中には色んなコレクターがいるんだなぁ」などの反応が寄せられました。
また、「うちのはいないと思ったらいた!」と自宅のエアコンと同型の機種を見つけて喜ぶ人がいた他、三菱電機の公式アカウントも驚きを示す顔文字で反応しています。
投稿者のたまもさんに、ねとらぼがお話を聞きました
――収集を始めたきっかけを教えてください。
たまもさん: コレクションの始まりは、私が物心がついたころ、実家に付いていた1975年製、木目調の霧ヶ峰エアコンの見た目が好きでよく眺めたり触ってたりしていたことです。
私が中学生になったころ、その霧ヶ峰エアコンを新しいモノと入れ替えで交換するときに、外した木目調の霧ヶ峰エアコンを親に頼んで観賞用にしたのが最初の1台で、それが始まりです。それからは徐々に台数が増えていった感じです。
――エアコンの中でも霧ヶ峰にひかれる理由は?
たまもさん: 私は「霧ヶ峰」のブランド名にとても魅力を感じています。三菱電機ルームエアコン霧ヶ峰の、全ての年代の室内機と室外機のデザインに魅力を感じていて、使用されている全てのパーツにも良さを感じるんですよね。
――これまでにかかった総額を教えてください。
たまもさん: コレクションにかかった金額は全て把握しきれていませんが、おそらく総額150万円は超えていると思います。
――特に高額だった機種はありますか?
たまもさん: 新品をほぼ定価で購入した、フラグシップの一個下の2014年製のモデルで、12万円ほどのものです。これが、一番高かったですね。
――まだ増やす予定はありますか?
たまもさん: これからもまだまだ霧ヶ峰エアコンを増やす予定です。特に昔の木目調の霧ヶ峰を中心に集めたいと思っています。
画像提供:たまも(@TamamofuFox)さん
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