友近とモグライダー芝で、“あの頃流れたサスペンスドラマ”を再現したら…… 「90分間80年代に引き戻されていた」「シリーズ化してくれ」と300万再生(1/3 ページ)
どこかで見たことがあるような……。
2024年9月制作にもかかわらず“あの頃っぽい”匂いがするサスペンスドラマが、YouTubeで話題になっています。動画は記事執筆時点で306万回視聴を突破、9万3000件を超える“高評価”が寄せられています。
投稿したのはアナクロ系YouTubeチャンネル「フィルムエストTV」さん。以前、昭和っぽいニュース映像を紹介してくれました(関連記事)。
今回のドラマは愛媛県松山市が舞台。地元出身の友近さんがライター役、芝大輔(モグライダー)さんがカメラマン役として出演しています。
友近さんと芝さんは取材で各地を飛び回っているという設定。商店街を訪れ、名物「坊ちゃん団子」の取材をします。
軽快な掛け合いをする2人は気心の知れた間柄みたい。取材を終えて夜の街に繰り出します。カメラマンに誘われてストリップを見に行くことにした2人。ステージには次々に踊り子さんが登場します。
3人目の女性が踊っている時に急に照明が消え、次に点いたときには背中に刃物が刺さっていました。
思わぬところで殺人事件に遭遇してしまった2人は、自分たちの記憶や周りの人の話を頼りに、事件の真相に迫っていきます。
画面はアナログ放送っぽく両端に黒帯入り。タイトルは昭和感あふれるデザインで、登場人物の服装や髪形も“あの頃”のままです。連絡手段は公衆電話で、原稿を書いているのはワープロ。学校の職員室でタバコを吸っているシーンは令和では考えられません。
途中で流れるコマーシャルも昭和っぽい作りなのですが、登場する企業は実在しているとのこと。愛媛の名所も随所に登場します。解決が近くなると崖が登場するのもお約束通り。エンディングテーマは友近さんが歌っています。うん、完璧。
1時間半という長丁場の動画ですが、いろいろ突っ込みながらつい見てしまいそう。コメント欄には「こういうセオリー通りの紀行ミステリーもの、観たい人いっぱいいると思う」「友近はそりゃ昭和の演技ぴったりだろうなと思ってたら芝さんがめちゃくちゃすごかった」「CMまでガチで作ってるし、絶妙ノイズと音割れとゴーストまで加工している」といった声が。「父がこのドラマ見たことがあるって言い出した」「今にも日本文化センターのCM流れそう」「47都道府県でシリーズ化希望」という書き込みもありました。
フィルムエストTVさんは、X(Twitter)(@FilmestTV)でも情報を発信中。別の日のYouTube投稿では、新紙幣や水曜どうでしょうをネタにした動画を見ることができます。
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