「刑務所でファンと交流するな」怒りの声→服役前の俳優が「面会に来て」と呼びかけ物議 “7枚の手紙”つづる(1/3 ページ)
特殊詐欺事件に加担した疑いで逮捕された俳優。
2023年10月に特殊詐欺事件に加担した疑いで逮捕され、実刑判決が下された俳優の池田純矢受刑者が、2024年10月12日から22日にかけて自身のX(Twitter)を更新。刑務所に移送される前につづった7枚の手紙の内容が「反省が感じられない」と物議を醸しています。
「刑務所でファンと交流するな」と怒りの声
12日に池田受刑者はファンに向け、「ご心配とご迷惑をおかけしました事、ここにお詫び申し上げます」と謝罪しつつ、「僕は先日裁判で有罪判決を受け、これから受刑者の身分になります」とXに直筆の手紙を投稿して報告。
続けて「僕は今天涯孤独の身です。もしも今でもまだ貴方が僕のファンでいてくれるとするならば、お手紙を頂くことはできませんでしょうか?」と“ファンレター”を要求。さらに「面会もいらしてください」と呼びかけ、「貴方からのお優しい愛の手を信じ、お待ち申し上げる」とつづっています。
さらに特定のファンに向け、「お伝えしたいことがあるので近日中にお1人で面会に来て頂けませんか。お待ちしています」などとも発信しています。
これを受けてXでは、「反省してないのでは?」「刑務所でファンミーティングするな」など厳しい反応がありました。また、受刑期間を“休養期間”と表現していたことから「罪を償う気はありますか?」「休養期間はおかしいでしょう」などの声もありました。
再び手紙を公開
22日に「お手紙を届けてくださった貴方へ」と、新たな直筆の手紙を公開。ファンから続々と手紙が届いていることを明かし、前向きな内容の手紙もあれば、「心が折れそうになるお言葉があったりもします」と報告しています。
さらに17日に公開した手紙の反応については「ネットの反応は見れているわけではないので憶測ではありますが、荒れているのだろうとは推測できる」とし、「“おとなしく息を殺すように静かにひっそりと生きろ”というのが大方の意見だと分かっております。でもね、“たった一人”でも僕がこうして言葉を発することで“助けられた”“勇気を貰った”“嬉しかった”そう言って下さる方がいる限り、辞めません」とし「“燃えてなんぼじゃい!”“応援してくれや”“待っててくれや!”と声を上げ続けます」「こんなところにいながらも元気を与えられることを証明する」などとつづり、最後に自身のサインを入れていました。
Xでは「この人は本当に今から服役する人なんだろうか……まるで犯罪はしてはいないようなテンションだ」という否定的な意見のほか、「誰でも池田さんと同じ状態に陥ってしまうことはあるんです。彼がこうして罪を償う覚悟をしたことが、どれだけ同じように過ちを犯してしまった人を勇気づけることか」など肯定的な声もあがっていました。
ゴーカイジャーなどで人気に
池田受刑者は2006年に「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で準グランプリを受賞し、2011年に特撮テレビドラマ「海賊戦隊ゴーカイジャー」(テレビ朝日系)でゴーカイシルバー役として人気を集めていました。
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