マツキヨなどで販売の「パック」260万個を自主回収　成分配合量が基準上回る……　森下仁丹が謝罪「深くお詫び」（1/3 ページ）

　森下仁丹は同社が製造販売するパックシート製品について、一部成分の配合量が化粧品基準を上回っていたとして、商品を自主回収すると発表しました。

安全性には問題なし

　自主回収を行うのは「仁丹パックシートH」8製品で、マツモトキヨシのプライベートブランド「matsukiyo」の製品なども含まれています。消費者庁リコール情報サイトによると、2022年2月～2024年10月に出荷された261万8988個が自主回収対象です。

　同社によると、パックシートに含まれる成分「酢酸トコフェロール」の配合が化粧品基準を上回っていたことが判明。安全性には問題がないとしているものの、商品の自主回収を行うとしました。

　回収対象商品が手元にある場合は、下記問い合わせ先まで連絡してほしいとし、「お客様にご心配とご迷惑をおかけしますこと、深くお詫び申し上げます。今後は品質管理体制を一層強化し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。