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「なんでこんな急に……」 “大谷翔平にKOされた”マクドナルドの「地味キャラ」、なぜいま大人気に?(1/4 ページ)

紫色のキャラ「グリマス」に注目の理由。

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 マクドナルドは10月30日、マスコットキャラクター「グリマス」をイメージした「グリマスシェイク」を発売する。かつてのグリマスの存在感は、看板キャラクターとも言える「ドナルド・マクドナルド」(ドナルド)と比べても控えめなものだった。

10月30日発売の「グリマスシェイク」
グリマスシェイクを手に持つグリマス

 しかし、ここ最近は露出機会を急激に増やしており、SNS上では「なんでこんな急に……」と驚く声も聞かれている。空前の「グリマスフィーバー」の背景には何があったのか。

なぜか大谷翔平がグリマスを「KO」

 ボクシンググローブをはめてリングに仁王立ちする米大リーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手。その下にはノックアウトされた、全身紫色のキャラクターが横たわっている――。2024年10月21日、米放送局「FOXスポーツ」の公式X(Twitter)が投稿したシュールなイラストだ。

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 この倒れているキャラクターこそ、マクドナルドのマスコットキャラ「グリマス」に他ならない。誕生したのは1971年と古く、ピエロのドナルドをはじめとする「マクドナルドファミリー」の一員としてCMなどに出演。企業のPRに一役買っていた。

ドナルド・マクドナルド(マクドナルド公式サイトより)

 しかし、マクドナルドの「象徴」としてのイメージが築かれたのは、ドナルドだった。2000年代にはドナルドが単独で起用されたテレビCMが日本で放送され、イベントなどにも数多く出演。ネット上では「ミーム」の素材として愛された。

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