スーパーのイチゴを土に植えたら、芽が出て膨らんで……→「なぜ」「びっくり」 予想外の展開が140万再生(1/3 ページ)
最終的な結果も報告。
5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回紹介するのは2023年4月にYouTubeで公開された、スーパーで購入したイチゴの栽培を試みる動画です。
イチゴの果実をまいてみた
動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「寄せ植えチャンネル」。元花苗生産者である投稿者さんが、寄せ植えをはじめとした庭づくりに関するさまざまな情報を発信しています。今回は、イチゴの再生栽培を試みます。なお、投稿者さんが育てるのは一般品種です。育成者権者からの許諾を得ることなく、国に登録された品種を栽培して増やす行為は種苗法違反にあたるため、育てる際は注意しましょう。
イチゴの表面にたくさん付いている小さな果実。これらの中に1個ずつ含まれている種を育てたらどうなるのか実験するため、まずは皮をむきます。日陰で1週間ほど干すと果実が皮から取りやすくなるので採取した実は水の中へ入れ、浮いてしまった物は除去。単に容器内の水へ入れただけでは沈まないので、スプーンなどでかき混ぜると良いそうです。
冷蔵庫内で1週間保管し、発芽しやすい状態にしてから育苗箱いっぱいに果実をまきます。その結果、夏には小さな芽が多数出現。越冬させたところで苗を鉢に植え替え、さらに育てていきます。
果実の採取から植え替えまでを収めたこの動画は、記事執筆時点で再生数が140万回を突破。コメント欄には、「果物から種とって自分で育てるって子どものときの夢だよね!」「芽、かわいい」「本当に発芽するんですね」などの感想が寄せられました。
育てた結果……
その後、2024年5月には最終的な結果を報告。発芽したイチゴたちは花を咲かせるものの、結実には至らず枯れてしまう状態が続いていました。そこで投稿者さんは、新たにイチゴの苗を購入。“お手本”としてもらうべく隣に置いてみました。
苗から育てたイチゴは順調に成長し結実。すると、果実から育てたイチゴも1株だけどうにか赤い実をつけました。しかし、そもそも実験のために使ったスーパーのイチゴは全部で7個。7個の実から大量に採取した果実を育苗箱いっぱいにまき、たくさんの株を育てた投稿者さんですが、残念ながら赤い実が1個、うすいピンク色の実が1個という結果に終わりました。
果実採取から始まった検証はここで終了。投稿者さんは、「種や苗を買って正しく育てましょう」と呼びかけています。
投稿者さんはYouTubeチャンネルの他にも、LINEとX(Twitter/@planting_design)、Instagram(planting_designer)、TikTok(@yoseuechannel)を運営中。庭のリフォームや飾りの作り方などを発信しています。
動画提供:YouTubeチャンネル「寄せ植えチャンネル」さん
関連記事
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.